Diary

始まったばかりなのに


梅雨が明けた途端、全国から連日聞こえてくる真夏日や猛暑日。今日も予報通り朝から太陽が照り付け、グングン気温が上昇するとの予報だったため、先週お泊まり保育を終え退勤する時、2階ホールと1階ランチルームのロールブラインドを降ろして帰宅したのですがどれだけ効果があったことやら・・・。そこで、熱中症やRSウイルス、コロナウイルスの感染予防を図りながら保育室はもちろん、ランチルームもホールも職員室も朝からエアコンを入れ全館冷房にしました。そのため、汗だくになり顔を真っ赤にして外遊びをしていた子どもたちも先生たちも園舎内でクールダウンすることが出来ます。ところが、子どもたちは暑くても外で遊ぶことに抵抗はなく、それどころか、外で遊ぶことが楽しくて仕方がないのです。夕方気温がまだ30℃を超える中「ねえ園長先生ちょっと来てと園庭から子どもたちが誘ってくれるので行ってみると5月末、園庭中央に作った木製アスレチックのケヤキの皮を子どもたちが剥がしてくれていたのです。どうやら滑り台のように遊ぶには皮が剥がれそうになっていると滑りにくいことに気づいた子どもたちが自主的に作業に取り組んでいたのですから、「自分たちで考える力」や「生きる力」がしっかりと育っていることが伝わって来ました。そうかと思えば「ねえ、園長先生、セミの抜け殻欲しいんだけどどこにるの?」と尋ねてきます。そんな子どもたちにセミの幼虫は土の中から出てくるので穴が空いているところを見つけ、その近くの木の裏側から枝や葉っぱを見てみるように教えてあげながら一緒に探してみました。するとどうでしょう、案の定、桜の木(枝)に抜け殻を発見することができました。これには子どもたちもびっくりしたようで「すっげ〜!僕にちょうだい」と大騒ぎとなりました。そこで、「そんなに抜け殻が欲しければ、不動公園に行ってみな。たくさんあると思うよ」と毎年驚くほどのセミが羽化していると思われる不動公園そ教えてあげました。 今年の夏はまだまだ始まったばかりですが、今日のような天気がしばらく続くようですので保護者の皆さんも熱中症に気をつけてお過ごし下さい。
2021年07月19日(月) No.3100 (園長日記)

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