Diary

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午後のおやつを食べ終えクラスに戻って礼拝を守り「さようなら」をした後、余程の暑さや雨でなければ、子どもたちは夕方、保護者の方がお迎えに来てくださるまで遅番担当の先生と園庭で遊びながら過ごすことがほとんどです。特にこの時期は日が長いため夕方5時に役場から響いてくるサイレンや近所から聞こえてくる♪「7つの子」のメロディーが聞こえて来ても十分に外で遊んでいることができます。今日も遅番担当だった先生たちが見守っってくれる中、子どもたちは思い思いに遊んでいましたが、そんな中、2歳児ほし組のM先生は肌にまとわりつくようなジメジメした湿度と風がない暑さの中で5歳児の男の子たちと汗だくになりながらおにごっこして遊んでいました。一目見ただけで本気モードと分かる物凄い勢いで走る姿、そして、そんなM先生に捕まらないように逃げたり追いかけたりする5歳児の子どもたちの姿は単純に「いいね!」としか言いようがないのです。そして、経験を重ねることの大切さは理解しつつ、「僕もそんな時があったはずだけど、今は・・・。」とか「やっぱり若いって素敵だなあ」そんなことを思いながらM先生と子どもたちの楽しそうな姿を見ていました。ちなみにM先生の勢いと子どもたちの「やっべ〜!捕まる!」「逃げろ〜!」の声のお陰でしょう、前述した5時に響いてくるサイレンやメロディーが今日はかき消されて聞こえてこなかったように思います。
 さて、今朝もいつものように玄関扉や園舎内の窓や階段の手摺りなどの拭き掃除をしているとき、ある窓の外に園舎内を見ているかのように大きなガガンボが止まっていました。虫好きの子どもたちは、ガガンボは刺したりすることない大人しい虫で簡単に捕まえることができることを知っていますが、そうでない子どもたちにとっては、その結構な大きさは怖い生き物でしかなく、大騒ぎになることがあります。そう考えると、このガガンボ、窓の外にいたことは幸いだったことでしょう。
 最後に・・・。園庭で梅を収穫して以来、これまで色々なクラスで作った「梅ジャム」が届けられています。ところが、同じ梅を使って作られているのに、色も味もどれも同じものがありません。今日は5歳児クラスで作られたそれがR◯T◯に載せられて届けられたのですが、色はイチゴジャムそっくり。しかし食べてみると明らかにイチゴジャムではなく梅独特の酸味と香りが残っていました。このジャムを食べて元気をもらいお泊まり保育を迎えたいものです。
2021年07月13日(火) No.3095 (園長日記)

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