Diary

さてどうなる?


以前、5歳児のぞみ組のH君に新聞でグローブを作ってあげることを約束したところ、先週お家から数日分の古新聞を持ってきてくれました。お天気が悪く園舎内で過ごすような日があれば、先生たちに迷惑にならない程度にグローブ屋さんを開店させ子どもたちにグローブを作ってあげようと思っていました。ところが先週は梅雨らしくない天気が続くだけでなく、金曜日はH君がお休みしたこともあり実現しないままになっていました。H君はグローブ作りが楽しにみで仕方なかったようで登園してくるなり「ねえ、園長先生今日はあれ作ってね」と声をかけてくるほどなのです。来週末に迫った「お泊まり保育」の話し合いや準備もあろうかと思い「じゃあ、礼拝の後、時間があれば作ってあげる!」と約束をすると共に、担任のR先生に礼拝後にお泊まり保育に向けた予定がないか、邪魔にならないかを確認し、のぞみ組に出張し「延長保育」ならぬ「園長保育」としてグローブ屋さんを開店しました。すると、ドヤ顔のH君が「僕が新聞持って来たんだ!グローブ欲しい人は園長先生に作ってもらって」とみんなに声をかけ、椅子に掛けて作る過程を見つめ「へ〜っ!こうやって作るんだ。すごいね」と感心してくれていました。給食の準備となるまで、三日分程度の新聞を使い並んでくれた子どもたち全員分のグローブとボール二つを作ってあげることができました。また、お昼寝を終えランチルームで午後のおやつを食べている時、バットとキャッチャーミットを作り届けにいくと「何それ?」「貸して!」と大騒ぎになりそう。そこで、野球をイメージしてもらうために食べ終えた子どもたちにキャッチャー、バッター、アンパイヤになってもらったのですが、何だかとてもトンチンカンな印象で思わず笑ってしまいました。それだけではありません。生活様式が変わったことが影響しているのでしょう、キャッチャー座りができない子どもが多いのに驚きました。せっかくなのでドッジボールやサッカーだけでなく野球やフットベースボールを紹介してみようと思っています。願わくば子どもたちが興味を示し、現在メジャーリーガーとして今年大活躍している大◯翔◯選手のような選手が出てくるといいのですが・・・。  さて、園庭の梅の木の梅の実が枝で完熟して黄色くなり、中には落ち始める実も見られるようになりました。そんな様子を見てもったいないと思ってくれたのでしょう。4歳児あい組のN先生が脚立を運び夕方子どもたちと一緒に最後の収穫をしてくれました。木の下ではN先生が落としてくれる実が痛まないようにスカートやシャツを広げて受け取り、準備してあるタライに入れるのですが、今にも溢れそうになるほどの収穫となりました。結局、夕方だけで収穫できた梅の総重量、なんと28.5kg!この梅がどのように使われるのか楽しみにします。
 長くなりましたが、大河原町と柴田町でRSウイルスの感染が増加しているとのことです。保育園でも急な発熱のため早退、または欠席する子どもたちが増えて来ました。体調が本当ではないような場合、無理をせずお休みすること、また、早めに受診して頂けますようお願いいたします。
2021年07月05日(月) No.3089 (園長日記)

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