Diary

衣替え


夕刊によると今年の夏は例年以上の暑さが予想され、東京オリンピックは新型コロナ禍での暑さ対策が重い課題になっているようですが、5月最終日の今日も夏を思わせるような日差しが降り注ぎ、明日から始まる6月は衣替えにピッタリな一日になりそうな気がします。そんな中、先週、園庭の改修作業に伴い移動されピザ釜が置いてあった場所には子どもたちが群がり、石をどかしながらダンゴムシ探しに夢中になっていて、また、旧園舎時代に卒園記念として作って頂き、先週園庭中央に移築された家も、これまで目もくれなかったような子どもたちまでが梯子を上り楽しそうに遊ぶ姿が見られ遊びに変化が見られるようになりました。一方、いつもさまざまな話題提供をしてくれる5歳児めぐみ組のR君、午後のおやつを食べ終え外遊びを始めて暫くしたとき職員室の隣の医務室から「俺、虫隠してたんだよね」と言いながら職員室へやってきました。僕は園庭のどこかに隠した事を言っているのだろうと思っていたのですが、職員室からまた医務室へ戻ったと思ったら、先日頂き医務室へ置いておいた鍋のフタをおもむろに開けたかと思ったら、そこから「ほら!」と言って鍋に隠しておいた2cm弱の“ハンミョウ”を嬉しそうに取り出し見せてくれました。一体どこで捕まえいつの間に隠したのかわかりませんが、他の子どもたちには絶対見つけられることがない奇想天外な隠し場所を発見するとは恐れ入りました。そして、鍋から取り出された大きなハンミョウを「こいつ齧らないから・・・」と大切そうにてに載せている事が他の子どもたちには衝撃であり驚きだったようです。明日から6月に入り、あと数週間もすると雨が続く季節となり、外遊びが出来ない日も多くなります。自分では全く意識はありませんでしたが、いつの間にか「園長先生黒〜い(日焼けしてるの意)」と驚かれるほど日焼けしていたようですが、梅雨に入る前に園庭改修作業で出た廃材の片付けをしなければならず更に黒くなることでしょう。
 さて、前述のように明日から「メイ(May)(5月)」から「ジューン(June)(6月)」へ変わります。日本特有なのかも知れませんが、響きがいいのか5月生まれや6月生まれの子どもに「メイ(ちゃん・君)」「ジュン(君)」という名前がつけたり、同様に3月生まれのお子さんに、「弥生」8月生まれのお子さんに「葉月」と言った具合に生まれた月を名前にしたりすることがあります。産休に入っているM先生の出産予定日が明日ですが、先週連絡した時にはまだ兆候はなく、一週間ぐらい延びるかも知れないとのこと。すでに決まっているようですが、生まれてくる赤ちゃんにどんな名前がつかられるのか楽しみです。そうそう、玄関先にT先生が持ってきてくれた苔玉が置かれました。メダカに続き子どもたちが保育園に来たいと思うきっかけ(アイテム)になりそうです。
2021年05月31日(月) No.3064 (園長日記)

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