Diary

まさか!


月曜日から始められている園庭の改修工事は主要部分が粗方完成しました。太い欅やヒマラヤスギ等を使って作られるプロセスを見ている段階から素敵なものになると確信していましたが、思った通り2月に作った花見櫓同様「まさか」といった出来栄えで、本当に魅力的であり芸術作品のように見えてしまいます。もちろん生を享けて長くても5年しか経っていない子どもたちが芸術的という表現を持ち合わせているはずはありませんが、楽しそうとか素敵とか面白そうという感情は大人以上に敏感だからこそ未完成の状態でも「遊んでみよう」「すっごく面白い」「ちょっと怖い」などと言いながら遊び始めます。中には「まさか」というようなチャレンジをする子どもたちがいて、作っている側が驚かされ、「なるほど、ではこんな風に遊ぶのであればこうし直そう」となるようなヒントを与えてくれることもあります。明日は柱の腐食が進んでいる卒園記念品として作っていただいた二階建ての家とごっこ遊びに使われることばかりになり、存在が目立たなくなってしまっているピザ釜も合わせて園庭中央付近に移動する予定です。どうかどちらも壊れることなく運ぶことができますように。そして、作業が全て終わった時、子どもたち、保護者のみなさん、先生たちが驚き、そして喜んでくれることを祈るものです。そうそう、午前10時頃、作業の手を休め一服するお二人に事務のOさんにお茶(アイスコーヒー)を準備してもらったのですが、2歳児つき組のN君とK君はお二人になのかコーヒーになのか興味を持ったようで一緒に一服するかの如くバルコニーに座り、N君はカップを手にアイスコーヒーを飲む真似をしていました。
 ところで、数日前のHPでアップした写真を見た複数の先生たちが「園長先生、HPの写真、ちよっと気になる(怖い)のですが・・・」というのです。そこですぐにその日の映像を確認したところ、確かに見方によっては違和感を覚えるような映像なのです。しかし、写真を写したのもデータを圧縮しアップしたのも僕!確かに圧縮する際に気にならなかった訳ではないのですが、撮影者としては妙な写真ではないと思っていたものの「まさか」のために写真を差し替えることにしました。
2021年05月27日(木) No.3062 (園長日記)

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