Diary

いきものがかり


先週まで駐輪場の片隅に置いてあった水鉢と甕が玄関の三和土(たたき)に移動されていることに多くの方がお気づきかと思います。その中で泳いでいる魚たちにどれだけの方が興味を持っているでしょうか?5月に入ってから玄関を入ってすぐの棚にも小さな魚が入れられた蓋の付いた容器が置かれ、それを楽しみに登園してくる子どもたちの姿が見られるようになっていましたが、この魚たちは趣味と実益を兼ねT先生が育てているご自慢の「メダカ」なのです。それを、子どもたち、保護者、そして職員にも見てもらいたい・見せてあげたいとの思いで持ってきてくれたようなのです。そのお陰で「メダカ」を楽しみに登園してくる子どもたちも見られるようになり、泣きながら登園してくる子どもたちが気持ちを切り替えるいいきっかけになっています。保護者の中にもメダカ好きの方がいるようで、T先生と話をする様子も見られる一方、子どもたちは小さな魚は全て「金魚」という概念しか持ち合わせていないこともあり、T先生ご自慢のメダカにも特別感はなく、中には泳ぐメダカを捕まえようとする姿もあるようでドキドキです。T先生によると「メダカの飼育は難しくありません」とのことですが子どもたちが知らない・見ていない時に餌をあげるなどしっかりと管理しているのです。それにしても小さなメダカたちが保育園に来た(いる)ことで子どもたちに変化が見られるとは生き物の影響力を改めて痛感させられます。  ところで、まめにメダカの世話をするT先生のようにはいきませんが、ビニールハウスお陰で順調に育っているトマトが成長と共に重くなってきていたことと風によって倒れかかっていたことが気になり、支柱を立ててあげながら、脇目を摘み取り、マルチシートの隙間から芽を出し育ってきていた草を抜きました。何度も耕すなど手をかけたことが良かったのか、収穫できるのはまだまだ先ですが、たくさんの花が咲いていました。この咲いていた花がしっかりと実になり子どもたちが喜んで食べられるようにしっかりと管理していかなければ・・・。  さて、今日は今年度初めての「内科健診」の日でした。未満児クラスの受診の様子を見たかったのですが、行くことができなかったものの、泣き声が響いてくることはなかったのでしっかりと診てもらえたのでしょう。診断結果も「特別気になった子はいませんでした」ということだったのでホッとしました。これからも心身ともに健康に育っていくことができるよう保育園でも必要な様々な関わりを行なって行こうと思います。
2021年05月26日(水) No.3061 (園長日記)

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