Diary

遊びの天才


園庭で遊んでいる子どもたち姿を見ていていつも思うこと、それは「子どもは遊びの天才」ということです。それもこれも多様性に富んだ環境を生かしながら子どもたちの主体性を大切に保育してくれている先生たちの関わりのお陰であることは言うまでもありません。今朝、ダンゴムシ探しをしていた5歳児めぐみ組のIちゃん、植木鉢や丸太の下に住んでいることを知ったこともあり、それを動かしては下にいないか探していたのですが、偶然にもダンゴムシではなくカエルを見つけ大喜び。しかも、いつも出てくる(捕まえる)カエルより遥かに大きかったこともあり男の子たちがIちゃんの後を追い、羨ましそうに「すっげ〜!」「いいなあ」「ちょうだい」と大騒ぎになるほどでした。そうかと思えば、職員室前のバルコニーでは、4歳児あい組のTちゃんとTちゃんが美容院ごっこをしていて、その気になってヘアゴムを外したTちゃんの髪を結んであげようとしている姿がなんとも微笑ましく思えました。一方、昨日に引き続き行われた園庭の改修作業を横目に4歳児はと組のHちゃんとYちゃんがゴザをマントのように被り、寝かせてある電線用ドラムの上に座ってニコニコして遊んでいたのですが、ゴザを背負ったままドラムから飛び降りる姿がムササビかモモンガのようでとても可愛らしく見えました。進行形の園庭の改修作業は2月に作った花見櫓同様、一つとして同じ物がない木を使って作られていることもあり組み立て作業のように簡単には行きません。そんな木を使った遊具は子どもたちも創意工夫して遊ばなければなりませんが、夕方未完成の遊具で遊ぶ様子を見ていると年齢に関係なく自分なりにできるできないを判断し挑戦する姿がありました。体幹がしっかり育ち、将来オリンピアンやプロスポーツ選手が生まれることを期待したいと思っています。
2021年05月25日(火) No.3060 (園長日記)

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