Diary

楽しみと不安と期待


昨夜から今日はまとまった雨が降るという天気予報だったはずですが、乾燥した園庭を見る限りではどうやら大河原も雨が降った様子はなく、曇り空だったものの今日もいつものように外遊びをすることができました。そのお陰で、子どもたちは畑に植えた野菜の苗に日課のようにジョウロで水をかけてくれていました。多くの苗はそれなりに大きくなったものを植えているものの、おかひじきのように種を蒔いて育てる野菜は見ることはできませんが、そんな畑にもしっかりと水をかけてくれています。そんな子どもたちの献身的な作業のお陰でしょう、おかひじきが芽を出し始めました。これまで育てたことがないため、マルチシートが張られていなければ雑草と思ってしまいそうな印象ですが、だからこそ今後どのように育っていくのか楽しみです。
 さて、新型コロナウイルスのワクチンの接種が済み、マスクを着用しなくとも大丈夫になっている国がるとの報道がある一方、日本では、北海道、岡山、広島の3道県で緊急事態宣言が始まり、東京、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡を合わせて9都道府県となるなど一向に収束の気配が感じられず、緊急事態宣言がモグラ叩きのように思えてしまいます。新聞等の報道でご存じの方が多いかと思いますが、大河原町内の小学校で児童2人が感染したと伝えられました。感染した本人はもちろん、保護者の方は不安と辛さの中で過ごしていることでしょう。少しでも早く回復すること、いじめや差別の対象になることがないことを祈るものです。ちなみに、今朝は兄姉の小学校が休校になったということで欠席連絡の電話がひっきりなしに鳴り響き対応に追われましたが、園庭の巣箱でひなを育てているシジュウカラは餌を運ぶのにとても忙しそうでした。それにしても、どこに餌となる虫がいるのか、どこからこんなに餌を見つけてくるのか不思議でなりません。できることならひなたちが巣立つ姿を見てみたいものです。
2021年05月17日(月) No.3054 (園長日記)

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