Diary

支え


田んぼでの「田植え」の際にはHさんという田んぼの先生、昨日の「ひつじの毛刈り」の際にはKさんという畜産の先生といった具合にその分野のプロにお手伝いや指導していただきながら行っています。そして今日は園のバスや軽トラックの整備などでお世話になっている卒園児のお父さんのYさんが育てたトマトの苗と様々な道具を準備して来園してくださいました。昨年度も雨がかからないようにビニールハウスまで作り植えてもらったのですが、桜と柿の木によって日当たりが良くなかったこともあり「今年は別なところに植えた方がいい」とのアドバイスにより、昨年トマトを植えたところは肥料を施し管理機で土を柔らかくしてマルチシートを張り、これまで育てた事のない“おかひじき”の種を蒔きました。そして、数種類のトマトを植えるため日当たりがいいところにビニールハウスを作り直したのですが、それだけでなく先生たちが張ってくれたマルチシートを外し畝を作り直すことからの作業となり、気づけば苗を植える前に給食の時間に・・・。一方、先生たちは子どもたちと一緒にマルチシートを張った畝に柴田農林高等学校で買い求めた苗を丁寧に植えていました。マルチシートが張られているとはいえ、気温の上昇や雨が降れば野菜の育ちを超える速さで競うように草も育ちます。収穫の喜びを味わえるよう脇芽を摘むことや支柱を立てるなどしながら育てて行かなければ・・・。田植え、毛刈り、畑の準備などたくさんの方々に支えられていることを再認識させられます。来週は腐食が進んでしまっている園庭中央の木製アスレチックの修繕をする予定です。少しでも効率よく作業ができるよう事前に可能な限り撤収作業を行おうと思っています。きっと子どもたちは「どうして壊しちゃうの?」と聞いてくると思いますが、これまで以上の新たな遊具が出来上がることを楽しみにして欲しいと思います。そうそう、昨日の朝、T先生がある生き物を飼育するために鉢や水蓮を運んできました。たくさんの資格だけでなく、色々な趣味を持っていること凄いと思わされます。
2021年05月12日(水) No.3051 (園長日記)

No. PASS