Diary

楽しいね!


コロナウイルス感染症が世界を脅かすようなことがなかった2年前の今頃はGWを間近にし、休み中のスケジュールを立てて心躍らせていたことでしょう。しかし今年のGWは外出や県境をまたぐ移動の自粛が強く要請されるなど昨年以上に我慢の連休となってしまいそうです。保育園の子どもたちを見ていると、特に1・2歳児はコロナウイルスなどどこ吹く風といった感じで遊んでいます。1歳児のH君、E君は柳の木の下に据えたベンチに上り(座らないのです)ニコニコしているのです。きっと彼らは自分の力だけでベンチに上ることに目的を持ち、それを達成したという満足感を味わい喜んでいたのでしょう。一方、4歳児あい組のYちゃんは、荷台付きの三輪車の荷台に弟のR君を乗せていました。一年前にはできなかったことが次々できるようになっていく子どもたちを見ていると人間の成長の凄さ・神秘を感じます。反対に僕はといえば、身体のあちこち痛みや違和感を感じるようになりポンコツになっていることを痛感させられます。
 さて、園舎建築の際に出た廃材や薪用にいただいた丸太などを使って建てた車掌車の隣にある建物。修繕をしてきましたが経年劣化が進みそろそろ役目を終える時期がきたようです。思えば遊具が何もない園庭に子どもたちが遊べる何かを作ってあげようとの思いで、スコップとノコギリと金槌という道具だけで、設計図もなくノープランで建て始め、数度の増築によって今の形があります。今となっては園舎建設の廃材で出来た構造物はこの建物と遊具小屋を囲む板だけとなってしまったこともあり、解体するとなると寂しくなるのかも知れません。自分では思い入れなどないと思っていましたが・・・。次作る時はT先生もいることですし今より立派で安全・安心な建物ができることでしょう。
2021年04月28日(水) No.3045 (園長日記)

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