Diary

素敵な朝・一日


今日からM先生が産休に入りましたが、そんなM先生が抱えているであろう不安や心配が取り除かれ、元気な赤ちゃんが生まれること、また、昨日園庭に立てられた鯉のぼりに喜び、空を見上げるようにして触ろうとする子どもたちの様子を喜ぶM先生の素敵なお祈りから始まった今朝、コロナ禍で沈みがちな心がとても晴れやかになり嬉しくなりました。保護者の方々の多くはご存知ないかと思いますが、空を見上げるようにして鯉に触ろうとしているという様子を聞き、♪「子供たちが 空に向かい、両手をひろげ、鳥や雲や夢までも つかもうとしている〜」こんな歌詞で始まる昭和の名曲「異邦人」が思い浮かびました。そして、鯉のぼりを立てただけで子どもたちが喜ぶだけでなく、子どもたちが喜ぶ姿を喜んでくれる感性を持った先生たちがいることが園長として嬉しく幸せであり誇りを感じます。そしてM先生が「園長先生、まゆみの木に毛虫が付いていますと報告に来てくれたので殺虫剤を持って現場に向かって早速駆除に取り掛かったところ、怖がりながらも糸にぶら下りながら次々落ちてくる毛虫退治をしてくれましたが、M先生がまゆみの木を知っていたことが驚きでした。そんなまゆみの木の近くにあるヒイラギには見るからに毒を持っているであろう大きな毛虫が子どもたちに見つかることなくのんびりと歩いていました。
 さて、職員室前のバルコニーが賑やかだなあと思ったら、何と、3歳児てんし組のT先生が裸足になり、ここ数日5歳児のぞみ組・めぐみ組の子どもたちが夢中で取り組んでいるポール登りをしているのです。その体を張った姿を真剣な眼差しで見ていたてんし組の子どもたちが刺激を受けて自分たちもチャレンジしているのです。そして、子どもたちがT先生のようになりたい、模倣したいと思ってもらえるような工夫・配慮にも感謝です。きっと若い先生も子どもたちのようにT先生のようになりたい、模倣したいと思ってくれることでしょう。
2021年04月21日(水) No.3040 (園長日記)

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