Diary

素敵な出来事


昨日今日の二日間、朝早くからつがいと思われるキジバトが保育園にやって来ては「デデッポポー デデッポポー」という独特な鳴き声を響かせています。今朝は中々若葉を広げてくれない園庭中央のケヤキの木に止まり、子どもたちが真下で遊ぶことを全く気にする様子もなく毛づくろいをしながら鳴いていました。一方、1階の1歳児クラスの保育室からは、新入園児の泣き声に混ざって先生たちが歌う「こどもさんびか」とお祈りが聞こえてきました。そうかと思えば、2歳児クラスの子どもたちは、園に隣接する東部運動場・東部体育館の駐車場にある大きな桜の木の下で花見をしながらおやつを味わっていました。晴れたとは言え、午前中の早い時間で、まだお日様が当たっておらず、その上、風が冷たかったため少々寒そうにしている子どもたちもいましたが、桜が舞い落ちてくる中での外でのおやつタイムは特別感があり嬉しいひと時になったことでしょう。それにしても、新入園児が少しでも早く保育園生活に慣れてくれるようにとの願い・思いから登園二日目で「外でのおやつタイム」を実践してくれている先生たち感謝であり、脱帽です!こんな先生たちの思いが届き、おんぶや抱っこをされ泣いている子どもたちが「大丈夫だよ!」と声を掛けらることなく、一日でも早く笑顔で過ごしてくれるといいのですが・・・。
 そうそう、4歳児はと組のM君が登園してきたとき、桜のはなびらが風に吹かれ道路を飛んで行く様子を見て、「かけっこしてるみたいだね」とおばあちゃんに話し掛けていましたが、その様子はまさに「かけっこ」そのもの!そこで「素敵な表現ですね」とおばちゃんに話したのですが、子どもの観察力・表現力を取り戻したい、失わないようにしたいそう思わされる出来事でした。
2021年04月06日(火) No.3029 (園長日記)

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