Diary

ついに・・・


満開に咲いていた園庭の桜も、昨日、今日と降った雨、また時より吹く風によって少しずつ花びらを落とし始め、園庭や駐車場のアスファルト、先生たちの車の屋根、そして、園庭西側の土手で大きくなっているフキノトウの周りをピンク色に染めています。そんな中、今日は新入園児が入園式後初めての登園日だったこともあり、先生たちは、泣かれることや保護者の方々を後追いする子どもたちのことを想像し、いい緊張感をもって子どもたちを迎え入れてくれました。ところが、慣らし保育期間で遊ぶ時間が短いことも関係しているのか、特に2階の3・4歳児クラスでは予想を覆すように、ほとんど泣き声が響くことがなく過ごしているのですからびっくりでした!この調子で喜んで登園してくれることを願っていますが、慣らし保育期間が終わり、保育園での生活時間が長くなると、保護者と離れて過ごさなければならないという現実を知り、急に不安になり泣き出すような子どもたちの姿が想像できます。しかし、そんな子どもたちが気持ちを切り替え遊べるようなきっかけを与えてくれるのが、クラスの友だちであり先生たちであるのは言うまでもないことですが、これからどんどん暖かくなるとそこに、生き物や花が加わります。今日も5歳児の子どもたちが、活発に活動を始めたカエルを捕まえ、水を入れた容器にカエルを入れて強制的に泳がせているのですから、カエルにとっては「迷惑で仕方がない季節がついにやって来た」そう思っているかも知れません。そのような生き物たちにも助けられながら楽しい毎日を送ってもらえるよう願い祈るものです。
2021年04月05日(月) No.3028 (園長日記)

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