Diary

置き土産


新年度が始まって2日、卒園した子どもたちはどうしているかなあ?さぞかし退屈しているだろうなあ?そんなことを思いながら出勤していますが、保育園は昨日今日と進級児の届出があった子どもたちだけが登園ということもあり、砂場で穴を掘ったり山を作ったり、乗り物の争奪戦も激しくなく、A君・Y君の兄弟はペダルかーの新たな乗り方を考え出し仲良く遊ぶなど、広いと感じる園庭がさらに広く感じられる中、先生たちも子どもたちも比較的のんびりと過ごすことができていました。また、5歳児は昨年度末から卒園した5歳児と一緒に遊んでいた(遊んでもらっていた)」ドッジボールをして遊んでいたのですが、ルールをいまいち理解していない子どもたちも多く、ボールを当てられても外野に行かなかったり、相手チームの子どもにボールを渡し、その途端ボールを当てられてしまったり、まるでコントのようなドッジボールで可笑しくて仕方がありません。この子たちが先日卒園した子どもたちのように白熱した対戦を繰り広げるにはこれから数ヶ月後になるかと思いますが、毎年5歳児からドッジボールをはじめ素敵な遊びの置き土産を残してもらっていることを思う新年度2日目でした。
 ところが、明日、入園式を迎えると来週月曜日からは初めての保育園生活(集団生活)を経験する新入園児たちが自分の担任の先生や保育室などを覚えてもらえるような配慮や声がけ、また、泣きながら登園してくる子どもたちがお家の方々と離れても安心して過ごせるように丁寧な関わりが求められるため、のんびりした保育はしばらく難しくなるだけでなく、子どもたちも先生たちも心身ともに疲労困憊となることでしょう。
2021年04月02日(金) No.3026 (園長日記)

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