Diary

嘘のような本当の話!?


桜の開花と新年度を迎えた事を感じ喜んでいるのか、はたまた天変地異を察して緊張と不安があるのか?今朝は仙台駅前のカラスがやけに鳴いている気がしました。また、いつも乗る電車では社会人一年目を迎えたと思われる見慣れない若者が真新しいリクルートスーツに身を包み緊張した面持ちで乗車していましたが、保育園では進級したことが嬉しくて仕方がない子どもたちが笑顔で登園し、お家の方と新たになった靴置き場や担任の先生を確認して新しい保育室へ向かって行きました。中でも、新3歳児は午前中のおやつがなくなったことで、これまでより早い時間から外に出て三輪車やストライダーで夢中で遊んでいました。夕方には4歳児あい組のR君・Rちゃん、はと組のK君が遊具小屋に水や砂を運び込み、お店やさんごっこらしきことをしていました。余りにも楽しそうだったので、大きくなると抜きにくい草を抜いて「どうぞお使いください」と持っていくと、最初は「・・・?」という反応だったのに、気付けば砂遊びをする道具に入れ花屋さんの鉢植え植物のように飾っていました。一方、園庭から見下ろせる田んぼでは5歳児が毎年田植えと稲刈りをさせていただいているHさんが田植えの準備のためにトラクターで、二度目の田起こしの真っ最中!そんな作業を5歳児がフェンス越しで見ながら「こんにちは〜!」とか「お〜い!」と声をかけるものの締め切られた運転席、そしてエンジン音で聞こえるはずもないのですが、子どもたちは「どうして返事してくれないんだろう?!」と不思議がっていました。
 さて、昨日、黄砂で全く見えなかった雪を纏った蔵王の頂きが朝からはっきり見え、夕方には夕日に照らされとても綺麗な稜線が姿を見せてくれました。
 最後になりますが、ご存知の通り宮城県内でコロナウイルス 感染症が爆発的に感染拡大し、大河原町内の飲食店でもクラスターが発生しました。保育園ではこれまで通り、玄関での手指消毒と検温をお願いしていますが、保護者の皆様には。不要不急の外出を避けるなどこれまで以上に感染予防にご協力いただけますようお願いいたします。そんな中、嘘のような本当の話ですが、今日から東北ディスティネーションキャンペーンが始まりました。今日が4月1日「April fool」だからでしょうか・・・?これにより感染者が増え、「入園式」が中止や延期にならないことを祈るばかりです。
2021年04月01日(木) No.3025 (園長日記)

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