Diary

嬉しい!


「園長先生、ピンクい車(ピンクの車の意)壊れた!」と言われて数週間、ハンドルが切れなくなったペダルカーの修理にトライしたものの、手に負えなかったため、以前直してくださった自動車屋さんのYさんに昨日修理をお願いしました。すると今朝「園長先生、直してきました!」「園庭でもう子どもたち遊んでます」というのです。そこで「ありがとうございます。助かりました」とお礼をしてから30分程度過ぎた頃でしょうか、子どもたちが「園長先生、ピンクい車また壊れた!」と報告しに来るのです。まさかと思いながら確かめて見ると確かに動きません。そこで直ぐにYさんに連絡して原因と思われるところを聞いて修理に取り掛かり、直してあげることが出来ました。ところが、それからそれほど経っていないうちに「園長先生、車壊れた」と報告しにくる子どもたちがいるのです。きっとまた、「ピンクい車」の同じ所が壊れたのだろうと思ったら、今度はシート部分が壊れた別な乗り物が運ばれて来ました。それだけではありません、午後には「園長先生、何だかタイヤがグラグラする」というストライダーが届けられました。こんな風に子どもたちに当てにされることは嬉しいことですが、直ぐに応じられなかったり直せなかったりする多いので申し訳ない思いです。何はともあれ、これだけ修理依頼があると職員室前のバルコニーに「自動車修理工場」の看板を掲げ、乗り物だけでなく「黄色い、茶色い、黒い、という言葉はあっても“ピンクい”」という言葉はないことを教えてあげなければならなそうです。
 さて、午後、いつものようにクリーンセンターにゴミの処理に出かけ、保育園に戻ると正門を入ったところに数台の自転車がランダムに止っています。今日は町内の小学校の卒業式ということもあり、6年生以外はお休みらしく「子どもたち(卒園児)が遊びに行きたいと言っているのですがいいですか?」という連絡が入っていたので、その子たちが来ているのだろうと思ったら、来年6年生になる卒園児たちが当時担任してくれたW先生に結婚のお祝いメッセージを届けながら遊びに来ていたのです。当たり前ですが、6年生にもなると顔つきがすっかり変わり、そこにマスク着用となると、よ〜く見ないと一体誰なのか全くわかりません。そんな子どもたちが恥ずかしがることなく保育園に遊びに来て、ホールで子どもたちにピアノを弾いてあげたり、童心に帰り園庭で遊ぶ姿を見ると嬉しくなりました。一方、玄関には靴箱に片付けられず、脱いだままの靴が自転車同様ランダムに置かれていることで気がつきました。子どもたちは一早くW先生に会えることと保育園で遊べることが嬉しかったから、自転車も靴も並べ直すことすら忘れてしまったことを・・・。来年は卒業式後にW先生に卒業の報告をしに来てくれることを楽しみにしています。
長くなりましたが、先日作った花見櫓で5歳児のぞみ組の女の子たちが丸太の落下防止と化粧のために結んであるロープの端の解けたところを使って三つ編みをするという新たな遊びを考え出していたこと、またその三つ編みの上手さに驚かされました。
2021年03月19日(金) No.3017 (園長日記)

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