Diary

まだもう少し


日中の暖かさに誘われ出て来たのでしょうか、3歳児ひつじ組のW先生によると、今日園庭で子どもたちがアリを見つけたとのこと。また、次々咲き始めていた梅の花も更に花を咲かせていたようです。このように虫や花が活動を活発化すると、それに比例する様に虫探しや砂場で水を使うなど、子どもたちの遊びにも変化が見られるようになります。案の定、今日の午後には4歳児あい組の男の子たちがジョウロに水を汲み砂場と水飲み場と何度も往復し楽しそうに砂遊びをしています。そんな時、2歳児ほし組のHちゃんが職員室へやって来て「ねえ、園長先生、カエルどこにいるの?」と聞いて来ました。そこで「まだ寒いから、どこにいるか分からないなあ!もう少し暖かくなったら探そう」と返事をすると、納得したのか「うん」と返事をして園庭に戻って行きました。ところが、程なくして、今度はほし組の男の子が飼育ケースを手に嬉しそうに「園長先生カエル見つけた!」とやって来ました。まさか!?と思いつつ「えっ!本当?」と言いながら子どもたちが手にしている飼育ケースを覗いてみると、どこで見つけて来たのか確かにカエルが入っているのです。しかし、それは、ぺっちゃんこにつぶれたミイラの様な動くことがないカエル。それでも自分たちで見つけたという喜びに満ちた子どもたちの笑顔を見ると、カエルたちには申し訳ないけれど、生き物たちが活発に動き出すくらい暖かくなり子どもたちが嬉しそうにカエル探しをする日がやって来て欲しいと思いました。
2021年03月15日(月) No.3013 (園長日記)

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