Diary

感動!


昨日書いたように今週は卒園式に向けて練習が行われますが、今日は、初めて司会のY先生と奏楽担当のN先生が入り、入場から一部礼拝の部分の練習を行いました。クラシック曲の中でも人気があり、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう、「カノン」(ヨハン・ パッヘルベル(ドイツの作曲家)」が響く中、日頃遊んでいる時とは全く違う面持ちで入場してくる子どもたちはよほど緊張していたのでしょう、多くの子どもたちの歩き方が妙で、中でものぞみ組のK君は右足の膝だけ曲げることなく歩く姿がまるで怪我をしているかロボットのようで担任のS先生が必死に笑いを堪えなければならないほどでした。しかし、全員が着席し、奏楽が奏でられると静けさが広がり、讃美歌を歌う表情は真剣そのもの。特に例年歌い続けられている「♪地球のどこかで」というさんびかは歌詞もメロディーも素敵な曲で、その曲を一生懸命に歌う子どもたちの顔を正面から見られるのは僕だけの特権ですが、子どもたち一人ひとりの歌声に包み込まれていることに感動し、涙が溢れてしまいそうになります。それは、間違いなく年々歳を取っている証なのは間違いないと想いますが、僕より遥かに若いお父さん・お母さんも卒園式当日は同じように感動し涙が溢れてしまうことでしょう。ちなみに、退場のBGMは「「主よ人の望みの喜びよ(ヨハン・セバスチャン・バッハ)」が奏でられます。入退場はもちろん、証書授与の場面ではIさんのハープによるさんびかメドレー 、その他にも式の中で歌われる曲は全て子どもたちに合わせてピアノでの生演奏です。そのために練習を重ねてくれているN先生の緊張は子どもたちと同じ、いやそれ以上とのこと!ただただ感謝です。
 さて、春に仕込み、倉庫で熟成させていた味噌は時間とともに色がかわり、とても良い具合に出来上がっています。一方、工場で熟成してもらっていた残りの味噌は空気弁のついた専用の入れ物に充填されて届く予定です。それにシールを貼れば卒園記念品も出来上がります。今年お世話になった方々にお礼としてお届けしますが、在庫が出た時は販売しますので、もしよければ、保育園で熟成した味噌と工場で熟成し頂いた味噌との色の違いと味の違いを味わってみてください。
2021年03月09日(火) No.3008 (園長日記)

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