Diary

いよいよ3月へ


来週月曜日から3月ということもあり、各保育室に「ひな祭り」を祝うための制作物が見られます。中でも3歳児ひつじ組の作品は2階に上る階段を上ってすぐの廊下に置かれたテーブルに綺麗に並べられていてとても目立つため、つい足を止めて見入ってしまうのですが、顔写真と手描きミックスされたひな人形に思わず頬が緩んでしまいます。また、お隣のてんし組の子どもたちの作品も色鮮やかで表情も豊かで微笑ましく思えます。一方、間もなく梅が花を咲かせそうな園庭では、4歳児、はと組・あい組の子どもたちと担任が5歳児の遊びを引き継ぐようにドッジボールに興じていましたが、まだまだ不安を抱えている子どもたちがいるためドッジボールを嫌いにならないようにとの配慮から、当てられても(当たっても)痛くない柔らかいボールを準備して遊んでいました。(担任は本気モードで当て合っていましたが・・・)来年の今頃には、間も無く卒園を迎える子どもたちのように上手に投げたりキャッチしたり、子どもたちだけでも遊べるようになっていることでしょう。
 さて、先日の地震で外れかけてしまっている厨房のダウンライトを直してもらうため、高所作業用の機材を準備し業者にいらしてもらいました。その機材を降ろす作業と直すところを見てもらいたく5歳児の子どもたちに声をかけて作業を見ていたのですが、作業員の方々の様子が何だか変で一向に作業が始まりません。その様子から、何かあったことは明らかだったので原因を聞きに行ってみると、機材の高さが入口の高さギリギリで扉などに傷をつけるわけにはいかないとのことで、作業を断念せざるを得なくなり、入る機材があるかどうか確認してもらい作業日も再検討になってしまいました。作業を見ることを楽しみにしていた子どもたちはさぞかしがっかりするかと思いきや、もう一度見るチャンスができたと理解したようで、何事もなかったかのようにそれぞれ保育室へ戻っていきました。
 最後に、本日の夕方、5歳児の役員の皆様が集まり卒園式を前に卒園記念品の贈呈式を設けてくださいました。僕が会長さんから記念品を受け取る様子を他の役員さんがカメラに収めるため、「今度はこっち見てください」「ちょっと止まってください」という声に応じる姿はテレビなどでよく見るやらせ映像のようでした。贈って戴いたカレンダーは木製ということもあり園舎に違和感なく溶け込みそうですが、5歳児が卒園する前に使えるよう設置し大切に使わせていただきます。役員の皆さん、これまで何度も話し合いのお時間を作ってくださったこと、今日も贈呈式後、卒園式当日のため、密談!?を重ねてくださり感謝いたします。そして卒園児の保護者の皆さん、素敵な卒園記念品をお贈り戴き本当にありがとうございます。
2021年02月26日(金) No.3001 (園長日記)

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