Diary

嬉しい!


「なにこれ〜!?」「すっご〜い!」こんな声が朝から園庭に響きました。それが何故かは言うまでもありません、園庭に作られている新しい建物を見た子どもたちの率直な感想だったのですが、すぐさま遊び始めようとする子に「えっ〜ダメなんだよ」という声が聞こえてきました。しかし、本当は自分も興味があり遊びたいのに我慢しているのが明らかなので「いいよ!遊んでごらん」と声をかけると、それまで見ているだけだった子どもたちまでが「やった〜!」と声を上げ、梯子や階段を登り始めるための行列ができるではありませんか。八木山動物公園を思い出したのか、中には嬉しそうな表情で「これって、おさるさんの山みたい」と大喜びする子どもたちがいましたが、そう言う子どもたちがまさに動物園の猿のように見えて可笑しくなりました。遊び方・使い方を伝えることも説明することもなく、ただ「落ちないように気をつけてね」とだけ伝え、今後の作業のために子どもたちの様子を見ながら先生たちの意見も聞かせてもらいましたが、もうすぐ母になるM先生までが梯子を登り、丸太を歩くのですから見ている僕の方がドキドキで「大丈夫?気をつけてよ!こんな姿、絶対にご主人には見せられない」と笑ったのですが、子どもたち同様、先生たちが喜んでくれていたので作って(未完成ですが)良かった!本当にそう思いました。今後、床が張られると建物の雰囲気も遊び方も変わってくるともいますが、しばらくの間、子どもたちの遊び方と先生たちの意見や要望を聞きながら次の作業日を迎えたいと思います。それにしても、先週はあんなにバックホー(ショベルカー)を見たくて近くに群がっていた子どもたちが今日はほとんど見られませんでした。子どもの興味、行動、反応は本当に正直だと思いました。
2021年02月08日(月) No.2987 (園長日記)

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