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こんな時だからこそ
園庭にショベルカーが置いてあること、そして、園庭のある一部に変化があったことにどれくらいの保護者の皆さんがお気づきになったでしょうか?大河原町では新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、町内の保育所などに「感染症対策事業費補助金」を交付していただけることになっていました。そこで、夏の水遊びの時に子ども(未満児)たちが密集することがないように、たらいのような小さなプール、0歳児クラスにはお散歩車、その他のクラスにも、外国製のボードゲームや玩具や絵本、また、園舎内の消毒用に使うアルコール、手袋やマスクなど様々なものを購入するための費用に充てさせてもらっていましたが、お天気のいい日は園庭で蜜になることなく外遊びが一層充実するようにとの願い・思いから、数年前の卒園児の保護者にも手伝っていただき、築山のところに丸太を使った新たな環境(春に桜が咲いたときにお花見ができるような)「やぐら」の整備・建設を始めました。そのために5歳児めぐみ組のS君のお父さんのご厚意でお借りしたショベルカーが置いてあるのです。本当は樹齢何十年も経っているであろう桜の木を活用し長いこと夢見ている「ツリーハウス」を作ってあげたいのですが、それは、今後の楽しみとして残し「花見櫓」を完成させてあげなければ・・・。ちなみに、子どもたちはショベルカーの存在はもちろん、築山が先週と違い少々無残な姿になっていることに驚くとともに経年によりカチカチになっていた山の土が柔らかくなっていることに大喜びし、土の感触を楽しみながら遊んでいました。また、これまで何度となくいただいたものの数年で壊れて(壊されて)しまう木製の電線ドラムも届いたのですが、4歳児あい組のM先生が立ち乗りを披露し、子どもたちを驚かせていました。環境が変われば遊びが変わる。コロナウイルス感染症を言い訳にして出来ることでもやめてしまうのではなく、こんな時だからこそ、むやみに恐れるのではなく確かな情報を集め、感染予防を徹底しながら過ごしていきたいものです。
2021年02月01日(月)
No.2980
(園長日記)
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