Diary

明るいニュース


今日は3歳児、てんし組とひつじ組の保育参加が行われ、保護者の方がお見えになって下さいました。お天気は悪くなかったものの、朝から強風が吹いていたこともあり、外で遊ぶ姿ではなく、保育室での活動をじっくり見ていただき、一緒に紙皿のコマ作りにも参加していただきました。この日を心待ちにしていたこともあり、子どもたちはいつになく(いつも以上に)嬉しそうで、お家の方々が来てくれることが如何に嬉しいかが分かりました。また、担任の表情も朝と保育参観後では全く違い、保育参観を終えた4・5歳児クラスの子どもたちと担任の表情同様充実感とホッとしという様子が見て取れました。残りは1階の0・1・2歳児クラスということになりますが、全てのクラスで保育参観を終えると、いよいよ卒園式の準備が本格的になり、5歳児は不安と緊張、喜びと悲しみが入り交じった複雑な時期を迎えることになります。ところが、のぞみ組のRちゃんは今から保育園を卒園すること、小学校へ行くことが嫌で仕方がないというのです。その原因は担任のS先生とさようならすることが悲しいということ。そのため今日もS先生の匂い(香り)がするタオルを握りしめ過ごすほどです。そこで、S先生に「じゃあ、そのタオルプレゼントしなきゃ」と伝えると「そうするつもりです」という返事が返ってきました。学校に行くのが不安になってもそのタオルを持っているだけでS先生がいつもいてくれると思える、そんな宝物になることでしょう。
 さて、テレビでも新聞でもインターネットでも連日新型コロナウィルス関連のニュースばかりで辟易としている方も多いことでしょう。そんな中、東日本大震災から間もなく10年を迎えようとしていることもあり、最近、新聞ではあの日を振り返るような記事が目立つようになりました。コロナウイルスのことを蔑ろにすることはできませんし、することもありませんが、世界的な感染、そしてなかなか収束が見えないこともあり、話題がコロナ関連になってしまうのは仕方がないでしょう。しかし、東日本大震災も決して忘れてはならない大きな出来事であることは誰も否定しないと思います。そんな悲しく辛い震災を経験し、今なお心や体に傷を負い生活している方が大勢いる一方、悲しみや苦しみを乗り越え前向きに生きている方もいることを記事が伝えています。少々、不謹慎と思われるかもしれませんが、そんな記事を見ると悲しく辛い震災の中にも明るいニュースがあるように思えてしまいます。また、震災で被災地が悲しみに暮れている時、仙台に本拠地を置くプロ野球球団「東○楽◯ゴ◯ル◯ン◯ー◯ル○」が初優勝・日本一となり、明るい話題を提供してくれましたが、その立役者の一人となり、アメリカに渡り、メジャーリーガーとなり大活躍していた投手が8年ぶりに、仙台に復帰するというビッグニュースが飛び込んできました。この明るいニュースに楽◯ファンはさぞかし興奮し、今から開幕が待ちきれず、中には早くも優勝を想像している方もいるのでしょう。もし、震災から10年の節目の年に優勝・日本一になることができたなら明るいニュースになること間違いなし!さてどうなることやら・・・。
2021年01月29日(金) No.2979 (園長日記)

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