Diary

自分のこととして


雪がほとんど降らなかった昨年の冬とは一転、北陸や東北の日本海側では大雪による交通機関の障害、停電や住宅の倒壊が心配されるほどの被害がでています。今朝は大河原でも結構な積雪となり、複数の先生たちがいつもより早く出勤し雪かきをしてくれました。雪に慣れている地方の方々や高速道路の管理などをしている方々、大雪のため自衛隊へ災害派遣を要請しなければならない地域の方々にしてみれば、今日のようにおしっこをかければ融けてしまいそうな雪で右往左往しているようでは笑われてしまうことでしょう。5歳児のぞみ組のK君のお父さんはこのところの大雪で帰宅できないことがあったようですが、今朝K君を保育室へ送り出勤する際「お忙しくて大変ですね?」と声を掛けたところ「去年全く降らなかった分、今年は『倍返し』です!」と苦笑い。そして「人が足りなくて大変です。園長先生手伝いに来てください」と言ってお出かけになりました。そんな大変な方々の苦労とは比較になりませんが、保育園に通っている子どもたちの中には車ではなくおじいちゃんやおばあちゃんと歩いて登園してくる子どもたちや歩いて出勤する職員、そして、お腹に大切な命を宿している保護者や職員がいることを考えると安全に登園・出勤して欲しいとの思いから朝夕の冷え込みで凍り付く前に除雪・融雪に精を出してしまいます。そのために今日やろうと思っていたバスの洗車ができず、薪運びも中途半端になってしまいました。それでも、事故や怪我なく過ごすことができたことを良しとしなければ・・・。そうそう、今日の雪で園庭のピザ窯の上には可愛らしい雪だるまができていましたが、帰宅する際、保育園と大河原駅のほぼ中間地点にある公園には誰が作ったのか大人と同じくらいの大きさの雪だるまが並んで立っていました。
 さて、これから心配なのは今週末16日と17日に実施される予定の大学入学共通テストです。不思議なことに毎年と言っていいほど天気に悩まされますが、17日ごろは北日本の日本海側で低気圧の影響により荒れた天気となり、暴風雪となる恐れがあるとのこと。それに加え、コロナウイルスの感染拡大が心配されます。大河原町内でも感染者が増えてきていることから不安に思っている方がおられると思いますが、保育園ではこれまで通り、園舎内の消毒や換気など、出来る限り感染予防に取り組みますが、保護者の皆様にも登園の際の手指の消毒、マスクの着用、検温などのご協力、ご家庭においても感染症対策を踏まえ過ごしいただくとともに感染に関わる情報の共有をお願いいたします。
2021年01月12日(火) No.2966 (園長日記)

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