Diary

誰が作ったの?


昨日、強い冬型の気圧配置の影響で交通機関への影響や路面状況の悪化、なだれや落雪などに注意・警戒が必要と呼びかけていましたが、大河原(保育園)は被害もなく、いつもと変わらない朝を迎えることができました。しかし、冷え込みだけは予報通りで、昨日降った雪が融け凍ったところに降った雪を除雪してみると鏡面化していて整備したばかりのアイスリンクそのもの!そんな寒さだったにも関わらず、園庭や駐車場などあちこちの雪の上にスタンプを押したように動物の足跡がついています。思えば年末の暖かい日、1歳児が砂場で遊び始めようとしたとき、保育補助のKさんが動物の仕業と思われる臭〜い匂いに気付いてくださり、怪しげな臭いの元凶を処分し砂場を消毒したことがありました。その動物はきっと猫かと思うのですが、今朝複数の先生たちと雪の上に残された足跡の話をしていると、2歳児ほし組のN先生が「この前、駐車場(正門のところ)でハクビシンを見ました。それから随分前ですが、そこ(玄関前の山の方を指差し)でキツネも見ました」と言うのです。と言うことは、今朝あちこちに残されていた足跡の主は猫ではない可能性も十分あり得ること。手袋をすることなく雪だるまや型抜きをしている子どもたちが「冷たい」「寒〜い」と言っているのに対し、降り積もった雪、凍りついた地面を靴を履くこともなく生活している動物たちの生命力に改めて驚かされます。そして、食べものがない寒い冬、動物たちが繰り広げる思いやりの心が満載の大好きな絵本の一つ「しんせつなともだち」を思い浮かべました。
2021年01月08日(金) No.2965 (園長日記)

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