Diary

特別感


降った雪が凍るほど冷え込んだ朝、大人は事故を起こさないように車の運転に気を遣ったり、滑って転び怪我をしないように足元を気にしたりと嬉しいことはあまり無いように思いますが、5歳児のぞみ組のKちゃんは今朝、お父さんと一緒に自分の顔と同じくらいの大きさの雪玉を持って(作って)嬉しそうに歩いて登園してきました。その姿(様子)がスウェーデンの保育施設で見た登園風景とダブって見えたので「スウェーデンの登園風景みたいです」と声を掛けたところ、雪玉を持ったお父さんが「なんだか楽しいんですよね」と童心に帰ったような表情で応えてくれました。こんなことができるのも歩いて登園しているからこそできること!一方、子どもたちを送った後、保護者の方々はそのままお仕事に向かわれる事もあり、ほとんどの子どもたちが車での登降園ですので、自転車や歩いての登降園が特別な時代になったということでしょう。だからこそ、こんな素敵な登園風景はきっとKちゃんの記憶の中に残っていくことでしょう。
 さて、前述の通り、今朝の冷え込みで園庭には降った雪が残っていました。いつもならば、4・5歳児がいち早く外に出て遊び始めるところですが、今日はクリスマス親子礼拝前に撮影できなかったクリスマスページェントの撮影の予定があったため、おやつを後回しにして外出てきた1歳児の子どもたちがソリに乗せてもらったり築山を滑り降りたり、雪を食べたりしながらしばらく外で遊んだ後、保育室へ戻りおやつを食べ、今度は“ごろすけおばちゃん”こと、日◯和◯さんにいらしていただき、絵本を読んでもらう時間を楽しむなど、特別感いっぱいの一日でした。寒さが続きそうですが、子どもたちも先生たちも体調を崩すことなく明日も特別な時間を過ごしたいものです。
2020年12月16日(水) No.2952 (園長日記)

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