Diary

静かな朝


今朝はやけに静かな気がしたので、もしかするとと思い、キッチンのドアを開けて外を見てみると嫌な予感が的中!音もなく降る雪が地面を白く覆い、走っていく車の音さえ吸収していました。車の音さえ消してしまうのですから、元禄15年12月14日未明「赤穂四十七士」が吉良邸への討ち入りした時も、雪が降っていてこんな風に静かだったのだろうなあ?そんなことを思いながら家を出て駅に向かいました。すると、ペデストリアンデッキを含めどこも雪掻きがされないままで結構な積雪が・・・。この調子だと今朝の早くから出勤しなければならなかった朝番担当の先生がてんやわんやになっていることが想像できました。そこで、出勤後はまずは雪掻きから始めることを覚悟して電車に乗ったのですが、大河原は積雪もなく雪も降っていないのでほっとしながらも拍子抜け。ところが、出勤後、急に雪が降り始め僅かな時間で園庭を白く染め始めました。そんな様子を保育室から見ていた子どもたちが大喜びしながら外へ飛び出してきたかと思うと遊具小屋へ飛び込みシャベルやカップを持ち出し雪を集め始めたり、口を大きく開けて空を見上げ雪を味わったりと、この冬初めての降雪を楽しんでいました。この数年間、雪が積もることがなかったため、子どもたちは雪だるまを作ることも雪合戦をすることもソリ遊びさえ経験できませんでした。送迎の際、転んだり、事故が起きないように除雪するのは正直大変ですが、この冬こそは子どもたちが満足できるくらいの積雪を期待します。
 さて、今日は、来年度第一光の子保育園に入所を希望する子どもたち(保護者)の面接を行いました。例年であれば保育園で行うのですが、今年度はコロナ対策もあり、大河原町役場の会議室をお借りして行いました。第一光の子保育園に入園することを第一希望にしてくださっている方々皆さんをお受け入れして差し上げたいところですが、保育者の人数や保育室の面積基準もあり入園できる子どものか人数枠が限られてしまうこともあり、残念ながら第二希望、第三希望の園になってしまう方も出てくることでしょう。表現は適切ではありませんが、今後少子化が進んでいくといずれ子どもたちの奪い合いが起きるような時代がやってくるのかもしれません。そのためにも保護者(子どもたち)の方々から選ばれる保育園であるよう努力しなければいけないと思いました。
2020年12月15日(火) No.2951 (園長日記)

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