Diary

やめて〜!


昨日ほどではなかったものの、今朝も霜が降りて園庭のあちこちが白くなっていたこともあり、外に飛び出して来た子どもたちは、乗り物置き場へ走りストライダーやペダルカーに乗り込み遊び始めました。そんな中、4歳児はと組のH君とR君は遊具小屋から砂場で使うカップとシャベルを持ち出し「雪(霜)集めるんだ」と言って園庭中央の丸太の上の霜を集め始めたかと思ったら「食べてみよう」と言い出し、何とかかき集めた雪の味見を始めました。ほんの僅かだったので止めることなく様子をみていたのですが、かき集めるのがめんどくさいということに気づいたのでしょう。すると、今度は竹の滑り台の滑走面を舐め「美味しい」と言うのです。そのお陰で竹にはキスマークができました。ここ数日、急に体調を崩す子どもたちが増えてきていること、そして、明日のクリスマス親子礼拝のこともあるので「お腹壊すと大変だからよした方がいいよ」と声を掛けたのですが、「大丈夫!大丈夫!」と言って、今度はクライミングウォールの上の霜まで味見をしていました。二人とも夕方になっても体調に変化がなかったのが幸いですが、これから雪が積もるようになった時が心配になってきました。そんな自分も小さい時には積もった雪の味見をしたり、降ってくる雪を口を大きく開け食べたりしたものですが・・・。
 さて、今日は東日本大震災から9年9ヶ月、今では震災があったことすら忘れてしまうような毎日となりました。震災を知らない保育園の子どもたちは今日も先生や友達と幸せそうに過ごしていましたが、2歳児つき組の子どもたちが園舎東側の山に登っていたのにはびっくりでした。こうした生活(遊び)を経験することで体幹が鍛えられていくのでしょう。普段の生活ではあり得ないであろう保育園での姿を保護者の方々がご覧になったら「やめて〜!」と叫ぶのかもしれませんが・・・。
2020年12月11日(金) No.2948 (園長日記)

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