Diary
空を見て「再確認」「再認識」させられたこと
昨日は雲ひとつない青空が広がる中、どこへ向かっているのか飛行機が飛んでいましたが、窓から見える景色は遮るものもなくさぞかし素晴らしかったことでしょう。一方、今朝子どもたが外で遊び始めた8時頃から園庭の西北の空に虹が出てきました。それに気づいた子どもたちと先生たちはフェンスのところに駆け寄り「凄〜い!虹が出てる」「きれ〜い」と大喜びしていました。旧約聖書、創世記、ノアの物語では、地上に人が増え始め、人々の悪事が増し、常に悪いことばかりを心に思い計っているのをご覧になった神様が雨を降らせ洪水を起こすという有名なお話があります。そのお話の最後に、「二度と洪水によって地の生き物を全て滅ぼすことは決してない」との契約のしるしとして「虹」をかけられました。虹はヘブライ語で弓を意味するらしく、弓を置くことは戦いの終結をも示したそうです。そんな虹が保育園の始まりである月曜日の朝にかかったことで、今週、保護者の方々をお迎えし行う「クリスマス親子礼拝」が無事におこなうことができるような気がしました。
そんな虹もお日様が輝きだすと消えてしまいましたが、お昼過ぎには青空をキャンバスにして色々な形と色(濃度)の雲たちが二度と同じものを描く(見る)ことができない芸術作品を描いていました。浜辺に打ち寄せる「波」歌や楽器などの「声」や「音色」も録画や録音することはできても、時間を巻き戻して、見る・聞く(聴く)ことはできません。だからこそ、今を大切にして過ごさなければならないことを思わされます。
2020年12月07日(月)
No.2944
(園長日記)
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