Diary

自然の美


昨日思っていたよりも風が吹いたのか、大河原駅と保育園の中間地点にある中島公園に結構な数のシーダローズ(ヒマラヤスギの実)が落ちているのを今朝出勤する際に見つけました。そんな木の実を見ても多くの人たちは特別な感情を持つことはないかと思います。しかし、保育園では玄関の靴箱の上や飾り棚、保育室などでも装飾品として飾られたり、卒園式の時、子どもたちの胸を飾るコサージュとして使ったりすることもあり、落ちている実を見つけると、素通りできないという妙な習慣が身についてしまっているため、今朝も園に向かう途中、公園に立ち寄り綺麗な実を拾ってから出勤しました。出勤後、早速靴箱の上に飾ったのですが、改めて機械で大量生産されたものとは違い、同じようでも色や形など一つひとつ違う自然が作り出す美しさと不思議を実感しました。子どもたちも同じような感情を持って(育って)いるのか、3歳児てんし組のMちゃんが園庭にたくさん落ちている銀杏の葉っぱを担任のN先生にお願いし、髪飾りとして結んでもらっていました。しかも、外がすっかり暗くなってもそのままだったということは、一時的なことではなく、いかに気に入っていたのかわかりました。また、今日は午後から雨が降る予報が出ていたので、午前中、車掌車の中で乾燥させていた薪用の玉切りしていた木を割る作業をしたのですが、外遊びを始めた1歳児そら組・うみ組の子どもたちが薪割りに興味を持ってくれたのか近づいてきたので、斧に手を添えてもらい薪割り作業をさせてあげたのですが、音を立てて割れる薪、そして斧の重さや割る時の衝撃を感じてもらえたことと思います。家庭では皆無と言える薪割り、大人が一緒であれば、1歳児でも「やればできる」そう思いました。そして、掲示板に書かれていた、そら組の様子からも成長を感じました。
2020年11月20日(金) No.2933 (園長日記)

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