Diary

m(_ _)m ごめんなさい! 


先日の衆議院予算委員会で野党議員の質問に対して総理大臣までがその台詞を使って答弁したと言うほど空前のヒットを記録し、社会現象となっているという人気アニメ「鬼滅の刃」。国会答弁において使われることには違和感を覚えますが、コロナ禍にあって経済効果に一役買っているのでしょう。その証拠に、昨日、Y先生が社会福祉協議会から届いた募金依頼のポスターを貼ってくれた途端、直ぐに気づいた子どもたちがポスターの前で立ち止まり大騒ぎ・大喜びしながら話をする姿からもその人気ぶりが分かります。聞くところによると大人でも夢中になるとのことですが、僕はといえば、全くもって興味がなく、どんな話なのか全く分からないこともあり、子どもたちの会話に出てくる登場人物すらわからずチンプンカンプンで話についていけません。この人気がいつまで続き、いつまでチンプンカンプンのままになることやら。
 さて、今朝、いつものように園庭で放射能の空間線量率を測っていた時、のぞみ組のK君がやってきて大好きな車の話を始めたのですが、急に思い出したのでしょう「今日のお迎えはパパじゃないんだ」と言うので「どうして?出張?」と聞くと「そういうんじゃなくて、児童館に行かなきゃならないから・・・」というのです。「そうっか、もう少しすると小学校に行くようになるもんね!」「うん」そんな会話になったので、「ところで、学校と保育園どっちがいい?」と聞いてみると、間髪入れず「えっ?保育園に決まってるでしょ。ずっと保育園がいい」という返事が返ってきました。それはそうでしょう。小学校に行くと大好きなペダルカーや三輪車にも乗ることができないのですから。ところが、K君が保育園がいい要因は男の先生になったらどうしようということ。そして何より「学校は可愛い先生いないもん」ということだったのです。そこで、「そうかなあ?学校にも可愛い先生いると思うよ」と話したのですが「・・・・?」という反応だったので「じゃあ、保育園で一番可愛い先生はだれ?S先生?!」と担任のS先生の名前を出してみると、これまた間髪入れず「当たり前でしょ」という返事が返ってきました。4月に小学生になった時、K君の願い通り可愛い女の先生だといいのですが・・・。こんなことを書くとS先生は嬉しくて仕方ないけれど、5ヶ月後の現実を考え寂しくなり涙することでしょう。
 長くなりましたが、2012年7月、仙台空港から伊丹空港へ飛び、モノレール等を乗り継ぎ、奈良県橿原市の保育園へバスをいただきに出かけ、996kmもの距離を運転して帰ってきてから8年以上が過ぎました。奈良の保育園では運転手さんがしっかりとワックスがけなど手入れをして屋根のある車庫に止められていましたが、ご存知の通り現在は屋根もなく雨ざらしの状態。もちろん、汚れがひどくなった時は洗車してい他ものの乗用車と違い屋根を洗うとなると至難の技。近所に大型トラックやバス用の洗車機でもあればそこで洗車できたのですが、それもできず、汚れが気になりながらもそのままになっていました。しかし、収穫感謝であちこち訪問する事、そして何より保育園の看板を背負っている事もあり、今日は高圧洗浄機とブラシを使い屋根を重点的に洗いました。この数年間でこびり付いた汚れを落とすためにはある程度の高さが必要と思い、バスに横付けした軽トラックの荷台に脚立を載せ、その脚立に乗ってブラシでゴシゴシ、高圧洗浄機でプシューとやったのですが、経年による手強い汚れを落とすのはとても大変でした。それでも、黒かった屋根がなんとか本来の色に近づいてくれました。今度時間がある時には丁寧に汚れを落とし、ワックスをかけ、すぐに汚れを落とせるようにしてあげなければ・・・。奈良ナンバーだった8年前のバスの綺麗な事!バス、こんなに汚れたままにしていて本当にごめんなさい。これからは定期的に洗車するようにしますのでお許しください。
2020年11月10日(火) No.2925 (園長日記)

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