Diary

ご報告!


のぞみ組・めぐみ組、子どもたちが意気揚々と登園してくる一方、保護者の方々の中には「本当に大丈夫ですか?」とか「凄いですよね」「今日の夜は疲れてぐっすりです」という声が聞かれました。それもそのはず、大人の足でも結構な時間がかかるであろう、隣接する船岡町の船岡城址公園まで歩いての遠足なのですから。コロナが流行していなければ、親子共々楽しみにしていた親子でのバス遠足の予定でしたが、その願いは叶いませんでした。片道だけでも園バスや電車を使っても良かったのですが、バスの定員、電車でのコロナ感染のリスクなど様々なことから判断し今回は往復歩くことになりました。幸か不幸か、僕は今回同行することなく、子どもたちを見送って園に残って、いも掘りの様子を見ながら手伝い(邪魔)をするなどして過ごしました。遠足から戻った担任、一緒に出かけてくれた主任のY先生から、礼拝で聖書のお話をして下さっているM先生の家の前を通った時に見送ってもらったこと、疲れてリタイヤしそうになりかけためぐみ組のS君をのぞみ組のK君が励ましながら歩いてくれたことなど遠足の様子を聞かせてもらい、改めて体力が付いていることを感じました。とはいえ、普段と比較にならないほど疲れているので、今夜はぐっすり眠ることでしょう。
 一方、園庭でのいも掘りの様子ですが、3歳児てんし組の子どもたちが朝から「♪うんとこしょ〜!どっこいしょ〜」大合唱をするほど楽しみだったこともあり、いざ、いも掘りが始まると、ちょっとでも薄紫色を見つけた途端、子どもたちが競うように群がり大混乱!途中で折れたり、喧嘩になったりすることもありましたが、必死に土を掘り大小様々なさつまいもを掘りました。その収穫量の合計、何と44kg!しかもネズミやモグラなどによる被害も見られない立派ないもたちがたくさん!今後、掘ったいもをどのようにして食べるか子どもたちと先生たちで話し合われることになりますが、「けむ〜い」「くさ〜い」と言いながらもみんなで焼き芋ができるといいのですが・・・。一つだけ残っていたザクロも今日摘み取って食べ終えました。いも掘りが終わった畑はしばらくの間、泥んこ遊びと幼虫探しの場となりそうな予感がしますが、その隣で順調に育っている冬野菜たちを収穫できることが順当に育ってくれること柿の実が日に日に色がオレンジ色になってきている書きを収穫し干し柿造りができることを楽しみに過ごすことになるでしょう。
 そうそう、10月に途中入園した4歳児あい組のR君が2歳児つき組のR君がやりたいという要望を嫌がることなく、それどころか、とても楽しそうに(嬉しそうに)お世話をしてくれていました。特に自動車型の滑り台(遊具)に登ろうとしているR君を心配し、自分が先に登り、手を差し伸べ、R君が滑ってというように滑り台を指差すと、滑って見せて上げる姿に、たった1ヶ月で保育園に慣れてきていること、自分より小さい子に対してどう接すればいいか、しっかり理解してくれていることが伝わってきました。その陰には担任を始め先生たちの関わりと配慮があるのですが・・・。
2020年10月30日(金) No.2919 (園長日記)

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