Diary

今日も楽しかったけど、明日も楽しそう!


今朝4歳児藍ぐみのYちゃんのNちゃんが砂場でシャベルにまたがり楽しそうに遊んでいるので「何してるの?」と聞いてみると、魔女になって空を飛んでいるんだけど飛ばないんだよね」と言うのです。そこで「じゃあ、ちょっと小さいけれどホウキ貸してあげようか?」と声をかけボロボロになった古いホウキを貸してあげました。すると、シャベルがホウキになっただけで気持ちが変わるらしく、砂場から水飲み場の前へと移動し、その場でジャンプを繰り返し始めました。当然のことながらシャベルでもホウキでも飛ぶはずはないのですが、二人は飛んだつもりになって遊んでいました。そんな二人の楽しそうな様子を見ていると魔法の絨毯や空を飛べるホウキができたら、さぞかし楽しいだろうなあ!?そんなことを思わされました。そんな二人の近くでストライダーに乗って遊んでいた5歳児めぐみ組のSちゃんが、車掌車へ乗って遊房とした時、スタンドがないストライダーが倒れないように園庭に落ちていたほどけ落ちたゴザの細い紐を使いストライダーを車掌車の手摺りに結びつけているのです。大人では思いつかない奇想天外な発想に「それにしてもよくそんなこと考えるなあ」とびっくりさせられました。また、未満次クラスの子どもたちの外遊びが活発になった頃、5歳児に刺激を受けたのか、4歳児、あい組とはと組の子どもたちがリレーを始めました。それに気づいた5歳児めぐみ組の子どもたちがバルコニーから「頑張れ〜!」と声援を送ってくれていました。その声がまるで天使の声のように園庭全体に響き不思議な雰囲気に包まれました。僕は応援しながら園庭に落ち続けるケヤキや桜の落ち葉を掃き、園庭中央の丸太のトンネルの中に絨毯のように敷き詰めてあげました。すると、近くにいた2歳児の子どもたちが興味を示してくれたようで「何してるの?」と近づいてきて「手伝ってあげる」と落ち葉を集めトンネルの中へ、気づけば1歳児までもがトンネルの中の落ち葉に座り「フワフワする」と喜んでくれていました。夕方は3歳児の子どもたちが担任のN先生と一緒に明日のいも掘りのために蔓を刈り取り下準備をしていました。一生懸命に引っ張り「おおきなかぶ」の絵本ように尻もちをついたり、小さなおいもが掘れて喜んだり明日への期待が高まったようです。明日は2・3歳児が中心となり芋を掘り、4歳児が掘り残しがないかの確認、0・1歳児は雰囲気を楽しむ予定ですが、モグラやネズミの被害がなく立派なサツマイモが掘れますように。そして5歳児は船岡城址公園へ遠足に出かけます。結構な距離ですが頑張って歩き、楽しみにしているお弁当を食べ喜んで帰ってくることでしょう。もちろん、園に戻った時には間違いなくヘトヘトになっていることでしょうが・・・。
2020年10月29日(木) No.2918 (園長日記)

No. PASS