Diary

実に面白い


昨日、ミニ遊ぼう会を終えホッとしたのでしょう、今日は子どもたちも先生たちも充実感・達成感に満たされた表情で登園・出勤してくれたように思います。掲示板には5歳児めぐみ組のM先生が昨日のミニ遊ぼう会での心温まる出来事を書いてくれていました。そして、今日も秋晴れの気持ちのいいお天気の下、外遊びに興じていましたが、午前中、不審者が保育園にやってきたことを想定し「防犯訓練」を予定してこともあったからか、いつもならば保育室で過ごしている時間帯にもかかわらず0歳児ひかり組の子どもたちまでも早い時間から園庭に出てお散歩車に乗り過ごしていました。そんな時に園内放送で先生方に非常事態を知らせる秘密のアナウンスが入り、それを聞いて先生たちが子どもたちを安全なところへ避難させてくれました。これまで毎月一回の避難訓練を経験していますが、非常ベルがならない中、避難することに子どもたちは少々戸惑いを感じたかと思いますが、あっという間に避難してくれました。避難後、子どもたちに、なぜ避難したのかと命を守ることの大切さを伝えました。「防犯訓練」は今年度もう一回予定されていますが次回は大河原警察署の警察官にもいらしていただき対応の仕方や避難の方法を指導していただくことにしていますが、願わくば、こんな訓練が必要ない世の中になって欲しいものです。
 さて、先日車掌車の片方のデッキの修繕をしただけで、遊びに変化や幅が広がったことがわかりました。そこで、もう片方のデッキも直してあげようと思っていた矢先、先週クリーンセンターへゴミの処分に出かけた際、家の新築工事現場に置いてある大きなカゴの中にデッキを修理するのにピッタリと思われる木材が捨てられているのを見つけたので現場で作業をしている方にお許しを得て使えそうな廃材をいただいて帰ってきました。本当は新しい材料を買い求め、ぴったりのサイズに切り揃え修理すれば見栄えも良く簡単なことですが、面倒なこともありますが、そんな部材を使ってパッチワークをするように直すのも実に面白いもので、見栄えなど気にしない子どもたちが「すご〜い」とか「園長先生ありがとう」なんて声をかけてもらうと、次は何をしようかな?そんなことを考えてしまいます。
 そうそう、数日前、のぞみ組のK君の縄跳ダンスのことを書きましたが、昨日今日とK君の朝の挨拶は足を上げるそのダンスです。その可愛らしいこと!ところが担任のS先生の前では恥ずかしがって踊らないというのです。そこで、防犯訓練後にK君の他に踊れる子がいないか聞いてみると、めぐみ組のTちゃんも踊れるというので築山の上に二人並んで踊ってもらうことにしました。すると、最初は恥ずかしそうにしていたK君も一人じゃないと思うと安心したのか二人で踊り始め、踊り終わると見ていた先生や子どもたちから拍手があがりました。K君の明日の朝の挨拶もきっとダンスで間違いないでしょう。
2020年10月28日(水) No.2917 (園長日記)

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