Diary

これでいいのだ!


例年であれば今週末10/31の🎃HALLOWEENは各地でイベントが開催され仮装した大勢の人が集まり、渋谷のスクランブル交差点付近などでは逮捕者が出るほどです。今年は新型コロナウイルスの影響により、毎年恒例の渋谷駅前の「年越しカウントダウン」の中止が発表され、区長が「渋谷に人が集まらないように」と訴えていますが、果たしてその効果はいかほどのものになるか・・・。一方保育園では今日、3歳児てんし組のA君とH君が🎃ジャック・オー・ランタンの帽子を被り、Y君が運転するペダルカーに乗り走り回っている姿にこんな風なほのぼのとした仮装なら楽しいのにと思いました。また、A君は園庭のあちこちから枝や丸太を運んできて、「今、焚き火して、焼肉するんだ」とBBQごっこを始めていました。キャンプでもしていなければ、こんな発想が出てくることはないかと思いますが、A君が始めた遊びに誘われ多くの仲間が集まりどんどん遊びが発展していました。また、寒さが増し、そろそろ姿を見られなくなるキリギリスを見つけたS君がHちゃんの帽子にキリギリスをとまらせてあげるなど楽しそうに遊んでいました。そうしているうちに、担任のN先生から「遊ぼう会に行くからそろそろ集まりしよう」と声をかけられると、それまで使っていた遊具を片付け、保育室へと戻っていきました。その早いこと早いこと!如何に今日の「ミニ遊ぼう会」を楽しみにしていたかをうかがい知ることができました。それは4歳児に限ったことではなく、全てのクラスが、まるで今日が「親子で遊ぼう会」本番ではないかと思うくらいに「ミニ遊ぼう会」のためにいつもより早く集まりをして会場の東部グランドへ向かいました。できることならば大勢の保護者の方々に声援を送ってもらいながら開催できるといいと思っていた「遊ぼう会」でしたが、子どもたちだけでの「ミニ遊ぼう会」は子どもたちに変な緊張感や気負いがなく、とても自然ないい雰囲気の中で行うことができて新たな発見だったように思います。そして何より、遊ぼう会のために話し合いを重ね、準備をしてきた3・4歳児の子どもたちと担任の先生たちの満足した表情を見られたことがなによりでした。応援に来てくれた0・1・2歳児の子どもたち・先生たち、子どもたちの声援にかき消されてしまいましたが、アコーディオンでBGMを演奏してくれた2歳児つき組のT先生ありがとうございました。
2020年10月27日(火) No.2916 (園長日記)

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