Diary

大変よくできました


4歳児あい組のYちゃんがマスクの隙間からもれる息でメガネのレンズが曇った僕に向かって「園長先生、メガネ凍ってるよ」と声をかけてくれたり、園庭の車掌車に子どもたちが手形や絵やを描けるくらいに今朝は冷え込みました。それに合わせるかのように数週間前までTシャツや短パン姿だった多くの子どもたちも服がふわふわとして暖かな生地と色合いの服装へと変わってきました。それでも日差しがあるところで体を動かして遊んでいると暑くなり、結局はいつものように半袖になって遊んでいるのですが・・・。ところが、4歳児はと組のR先生は見ている方が心配になるような気温が上がっていない(子どもたちでも長袖で遊んでいるような)朝の時間からTシャツ姿で過ごしているので「R先生寒くないの?」と声をかけるのですが、いとも当たり前といった表情で「大丈夫です!寒くないんです!」という返事が返ってくるのです。そんなR先生を見ていると、大学時代、みんながジャンパーを着るような季節になってもTシャツ短パンで過ごしているカナダ人の後輩に「R、寒くないの?」と聞いた時「大丈夫、寒くない。カナダでは当たり前。冬はもっと寒い」という返事が返ってきたこと、僕が寒いといっている時に「寒くない」といって薄着で過ごしていたドイツ人の友達を思い出します。
 さて、このように元気に過ごしている子どもたちですが、今日は園医にいらしていただき内科健診(健康診断)をしてもらいました。中には鼻を垂らしているような子どもたちもいましたが、普段遊んでいるときの通り元気そのもので、特別気になるよう診断を受けた子はいませんでした。また、数年前まで内科健診・歯科検診となると泣いていた3歳児てんし組のTちゃんも泣く事なく受診できるようになり成長を感じました。日中と朝夕の気温差が激し日もあり、暖炉に火が入るようになっていきますが、今日のような健康状態が続くよう子どもたち共々健康管理をしっかりしていこうと思います。そうそう、今日は車掌車に入れておいた薪をランチルームまで運ぶために作業を始めたのですが、4歳児あい組の子どもたちと担任のM先生が一輪車に載せる手伝いをしてくれたこともあり仕事が捗りました。そんな薪の中に土蜂が作った壺のような見事な形の巣(巣だった後の空っぽの)がありました。某番組でお宝を鑑定する鑑定家の決めセリフではありませんが「いい仕事してますねぇ」そう思わされる出来栄えでした。
2020年10月21日(水) No.2912 (園長日記)

No. PASS