Diary

嬉しい一日


「親子で遊ぼう会」を二日後に迎え、子どもたちも先生たちもテンションが高まってきているというのに朝から外で遊ぶことができないような雨が降り続き、そのお陰で普段なら園庭から響いてくる子どもたちの声が一日聞こえてくることなく、ランチルームや2階ホールで遊ぶことになりました。しかし、先生たちは雨が降れば雨が降ったで園舎内でいかに楽しく過ごせるかしっかり考えてくれることもあり、1歳児の子どもたちはホームグランドである1階から2階ホールへ出かけ、保育室にはない遊具を使って遊んでいました。また、保育園最後の誕生会のために来てくださった5歳児のぞみ組のK君のお父さん・お母さんも今年は園庭ではなくホールでドッジボールをするなどして過ごすことになりましたが、K君は今年もお父さん・お母さんにいらしてもらうことができて嬉しそうでしたし、お父さん・お母さんには雨だからこそ晴れている日とは違った園舎内での子どもたちの姿をご覧いただけたのも良かったかと思います。その他に今日嬉しかったことは、12月に出産を控えた退職したK先生が遊びに来てくれたことです。数ヶ月前に来てくれた時よりお腹が大きくなり、母になることが一目でわかるようになっていたこと、また、これまで、田植えや稲刈り、餅つきや卒園式などでお世話になっていたKさんが入院・大手術を終え、退院したことを報告しに来てくださったことです。5歳児はKさんが入院している間、何度かお手紙を書いてくれていたので、めぐみ組の子どもたちに職員室に来てもらいKさんの退院を祝ってもらったところ、ひらがなで筆談し嬉しそうになさっていました。コロナ禍で難しいこともありますが、これからも時々子どもたちから元気をもらいにいらしていただきたいと思います。そして、最後はM学院女子大学主催の日本-スウェーデン国際シンポジウム <地域子ども学>と持続可能性の視点 にZoomにて参加し、昨年、保育園に来てくださった先生方や6年前にスウェーデンにご一緒させていただいたYさんなどの元気な顔を見ることができたことです。日本とスウェーデンでは時差があることなど全く感じることなく時を共有できる不思議さインターネットの進化を再認識することができたことです。しかし、本当はネットではなく、現地で時を共有したいのですが、実現することは難しいでしょうね・・・。
2020年10月08日(木) No.2901 (園長日記)

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