Diary

あふれる恵み・あふれる感謝


各地から野菜や果物の収穫のニュースが伝えられるようになり、長かった梅雨や猛暑・酷暑を乗り越え今年も実りの季節が訪れたことを実感させられます。保育園の栗もこれまでになく豊作で、毎日数十個の実が落ちてくるので、その実を披露ことを楽しみに登園してくる子どもたちもいるほどです。全園児が一斉に食することができる量が一度に落ちてきてくれるのであれば「栗ご飯」を作って(茹でて渋皮を剥く手間はかかりますが)みんなで食することができたら、なんてことを思ったりしています。しかし、大雨被害に遭った地域では手塩にかけて育ててきた作物が実りの季節を迎えることなく辛く悔しい秋となっていることでしょう。
 さて、今日、保育園では、子どもたちが給食を食べている・食べ始めようとしているとき、田んぼの先生、Hさんが、先日5歳児が刈り取った稲の乾燥・精米を終え、新米(秋の恵み)を届けてくださいました。これに子どもたちは大喜びし、持ち上げたり担いだり自分の身体を使って重さを確かめていました。こんな姿も毎年の風景となった感がありますが、当然のことではなく、特別なことであり、本当に心から感謝すべきことであると痛感させられます。これから迎える、親子で遊ぼう会や遠足、いもほりなどを終え、11月の収穫感謝礼拝を守った後、5歳児のぞみ組・めぐみ組の子どもたちが今年も園庭でかまどと羽釜を使ってご飯を炊き、Hさんたちをお迎えし美味しくいただくことができるでしょう。今から楽しみです。Hさん本当にありがとうございました。
2020年10月02日(金) No.2897 (園長日記)

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