Diary

今日から・・・。


今日から10月、いつも同じ車両に乗っている学生たちが夏服から暖かそうな冬服へと衣替えした姿から一層秋の深まりを感じる朝となりました。また、今日は、中秋の名月(十五夜)ということで、栄養士のY先生が玄関にススキと栗を飾り付け、午後のおやつのメニューも「きなこ団子」を提供してくれるなど日本の文化、慣習を感じさせてくれました。同様に、園庭ではそら組のT先生が数人の子どもたちに「♪う〜さぎ、うさぎ、何見て跳ねる」と歌い聞かせながら地面にウサギの絵を描いてくれるなど、ここでも十五夜を伝えてくれていました。もちろん、幼い子どもたちには十五夜の意味が伝わっていなくとも大人が文化や慣習を伝えようとすることはとても大切であることを感じました。
 さて、保育には全く関係ありませんが、今日からお酒にかかる酒税が変わり「ビール」と「日本酒」は減税になる一方で「第3のビール」と「ワイン」は増税になるということが新聞やテレビで伝えられていたことが影響していたのでしょう。増税前にまとめ買いする様子が盛んに伝えられていました。今後、段階を踏んで2026年10月には税率がすべて統一されるようですが、この改定、コロナ禍にある中で「左党」や「上戸」「飲食店」にとって喜ばしいことなのか、また、ビールと同じような味で安価な新ジャンルを開発してきた方々、企業努力が泡と消えないことを祈ります。
 そうそう、お昼寝の時間が終わったころ、ひかり組の保育室前のバルコニーから、遊ぼう会に向けて練習するファンファーレの音が響き始めました。その音に気付いた4歳児はと組の子どもたちが2階のバルコニーに出てきて「園長先生、何の音!?」と聞いて来ました。そんな子どもたちの声に応え、R先生とM先生が楽器を見せ、素敵な曲を吹いてくれました。こんな音で目が覚めたら、スッキリした寝起きになることでしょう。
2020年10月01日(木) No.2896 (園長日記)

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