Diary

重労働!?


新型コロナウイルスの感染が伝えられるようになって以来、毎朝の日課となった玄関、職員室、廊下の扉やトイレの扉、階段と手摺や桟(さん)など子どもたちが頻繁に触るところの消毒(拭き掃除)。今日もいつもと変わることなく作業をしていたところ、登園してきた5歳児めぐみ組のMちゃんのお母さんが「おはようございます。重労働ですよね!?」と声を掛けてくださいました。Mちゃんのお母さんにはこれまでも「ありがとうございます」とか「安心です」とお声がけいただくことがあったのですが、子どもたちにまで「ありがとう!」とお礼を言われたり、「ご苦労様です」とか「大変ですね」とお声がけいただいたりすることがありました。今週に入り湿度がなくなり幾分涼しくなってきたお陰でこれまでのように汗だくにならなくなり、随分と楽になってきたのですが、それでも前述のようにお声がけいただけると、行動(消毒・掃除)の必要性や自分の存在意味が感じられ「これからも続けよう」と思える励み・原動力になります。同様に刈っても刈っても伸びてくる草の刈り取り作業をしているときなどにも「暑い中大変ですね」とか「気を付けてください」とお声がけいただくことがあります。どちらも楽な仕事ではないものの、子どもたち・保護者・職員の「安全、安心」を考えれば重労働も楽しめるようになるものです。
 それよりも日々子育てをなさっている保護者、また、子どもたちと関わり、今日は冬野菜を植えるために水の含んだ重たい土で畝を作りマルチシートを張り種を蒔く先生たちの方が重労働なのは間違いありません。また、現在、保育実習中の学生の様子の巡回指導にお見えになった担当の先生は授業の準備がある中、時間を作り気を遣って各施設を訪ねなければならないのですから、それこそ重労働なのかも知れません。本日お見えになった先生の車が関西圏のナンバーだったので「〇〇ご出身ということであれば、もしかしてI先生をご存知ではありませんか?」とお尋ねすると「えっ!先生、何でI先生知ってるんですか?」「まさか東北で『Dちゃん』の名前を聞くとはビックリです!」「今日、早速電話してみます!」と関西なまりで驚かれました。保育業界、広いようで狭く、狭いようで広い!仲間が各地にいることに感謝です!
2020年09月15日(火) No.2886 (園長日記)

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