Diary

結構上手!


栄養士のY先生が様々なテーマを考え、月1〜2回のペースで行ってくれている「健康保育」、今日は5歳児の子どもたちに、テーブルマナー(Y先生手書きの間違い探しのようなイラストを使った)と動物の顔になった紙皿や小さく切ったスポンジを使い、箸の持ち方・使い方を教えてくれました。日本の食文化に欠かせないものの一つである「箸」を上手に使うことができるようになるには、母国語を話すことができるようになるのと同じように幼い時からの積み重ね(習慣)と養育者の関わりが必要(重要)です。今日の健康保育の様子を見に行き、上手に箸を使えるようになっている子どもたちが増えている一方、反対に上手に使えない子どもとたちとの差が見られました。そんな姿を危惧したY先生と担任のM先生が夕方どうすればいいか(上手になるか)職員室で談義していました。食が欧米化するなど箸を使わなくとも簡単に食事ができるようになっていることも一因と話していましたが、箸を使う文化が廃れることがないようご家庭でも箸の持ち方・使い方を意識していただきたいと思います。ちなみに上手に使える子どもたちは難易度が高い小さな教材が用意され、それを口が狭い瓶に摘み入れていました。
 さて、宮城県の郷土料理として近年、全国区となった「ずんだ餅」、今日の午後のおやつが「ずんだ団子」でした。その「ずんだ」を作るのに必要な枝豆(茹でた)を鞘から出すのは結構な手間。そのため、3歳児(1歳児も少々)がその作業を手伝ってくれました。ランチルームに茹でたての枝豆のいい香りが漂っているので食べたいであろうにそれを我慢してザルに取り出してくれていました。その甲斐あって夕方検食として届けられた「ずんだ団子」を美味しくいただくことができました。
 そう言えば、連日30度を超えていましたが相変わらず湿度は高いもののようやく気温が下がってきました。そのため、0・1・2歳児も園庭で過ごす時間が長くなりました。しかも今日は前述のように5歳児は「健康保育」3歳児はランチルームで枝豆を鞘から出す作業があり園庭はいつになく空いていて、乗り物も使いたいものを使える状態だったため、1・2歳児が外遊びを満喫していました。
2020年09月10日(木) No.2883 (園長日記)

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