Diary

形は変わっても


この時期、例年であれば「親子で遊ぼう会」に向けて各年齢(クラス)で準備が始められ、園庭から遊ぼう会に向けて遊ぶ賑やかな声が響いてきています。しかし、今年度はコロナウイルス感染症の影響もあり、学校や保育施設の多くが「運動会」の内容見直しや中止を判断するなど苦渋の決断をしています。私たちの保育園でも感染拡大防止を最優先し、3・4・5歳児だけのプログラム、そして、保護者の参加も2名までとさせてもらい、行うことを判断しました。昨年度は全年齢で当日を楽しみに準備をしていましたが、丸森町などで大きな被害を及ぼした台風19号が近づいていたこともあり、泣く泣くプログラムを変更し、急遽3・4・5歳児クラスだけの内容としたこともあり、今年度こそは全園児参加しての「遊ぼう会」との願いがあっただけに残念でなりません。しかし、4・5歳児は今年も遊ぼう会ができる、昨年度2歳児だった3歳児は今年こそ参加できるため、担任の先生と話し合いを重ねながら準備を始めています。今日は3歳児が玉入れ、4歳児が綱引き、5歳児はリレーと定番の遊びをしていましたが、のぞみ組に3リレー連敗中だっためぐみ組が初勝利を挙げることができ飛び上がって喜んでいました。そして、何より嬉しいことは他のクラスの子どもたちが前述のような遊びを始めると、自分たちの遊びをやめてでも他のクラスの遊びを優先して場を提供し、応援してくれることです。願わくばこれから当日を迎えるまで、強制されることなく準備を続け、秋晴れの下、楽しい遊ぼう会ができますように・・・。
2020年09月09日(水) No.2882 (園長日記)

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