Diary

願い


昨年の台風19号により出た被災ゴミの二次仮置場となって以来しばらく使うことができなかった東部運動場の整備が先月完了したこともあり、今月のサッカー教室は久しぶりに広いグランドでできること楽しみにしていましたが、今日の尋常でない暑さと湿度の中、日陰がないグランドで行うのは危険と判断し、いつもより時間を短縮すると共に休憩を多く取ってもらいながら園庭で行なってもらいました。多少は涼しくなるかとジリジリと照りつけるお日様によってカラカラになった園庭に水を撒いてみたものの、正に「焼け石に水」といった具合にあっという間に乾いてしまうのですからビックリ!そんな中、サッカー教室を見ながら遊び始めた1歳児たちはいつもは置いてないサッカーゴールを見つけ興味津々。中でも、お引越しのため、今日が最終登園日となったうみ組のK君はサッカーの名選手だったお父さんの血を引いているからなのでしょう、転がっていたサッカーボールを抱えゴールに近づき始めました。きっと見よう見まねでボールを蹴るのだろうと思いきや、ネットに向けてボールを投げ始めました。その様子はサッカーというよりハンドボール。しかしK君はサッカーだろうがハンドボールであろうがお構いなしでネットに向けて投げたボールが自分のところに戻って来るのが楽しかったようで拾っては投げを繰り返していました。そんなK君が引越し先でもたくさんの友達ができ楽しく過ごせることを祈っています。
 さて、保育園の恒例行事になっていたものの今年度は予定に入れなかった「夏まつり」、保護者の皆さんにいらして頂くことは出来なくとも行いたいとの思いから5歳児が商品やポスター作りに取り組み、他の年齢の子どもたち・先生たちにお客さんになってもらい「夏まつり」を行うことにしています。残念ながら例年のように保護者の皆さんにいらしていただき、様々なコーナー遊びを楽しんでいただくことは出来ませんが、自分たちがお店屋さんになりお客さんを迎えるという経験は間違いなく楽しいことでしょう。もちろん、売り上げを被災地などに献金としてお送りすることは出来ませんが今年の夏の最後の思い出ができることを願っています。
2020年08月28日(金) No.2873 (園長日記)

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