Diary

Anybody home?


朝は雲が広がっていましたが、ほとんどの子どもたちが登園したころには青空が広がり、今日も汗ばむ天気になりました。5歳児は今日、雪合戦ならぬ水風船合戦を予定していたこともあり、着替えを多めに持って嬉しそうに登園してきました。先週、どんな風になるか試しに行った際、思うほど派手に割れないことが判明したこともあり、担任二人はギリギリまで風船を膨らませるなど様々な工夫して取り組んだようです。この計画を聞いたとき、テレビ東京(系列)で放送されている「モ〇モ〇さ〇ぁ〇ず」の恒例となっているシーンを思い浮かべ、僕も参加したいと思いました。そして、今日子どもたちの賑やかな声が響いて来たら、こっそり参加(乱入)させてもらおうと思っていたのですが、玄関のガラス窓(高所)にハチが作った巣の駆除と汚れていたガラス掃除を始めたため、参加することはもとより、子どもたちの様子すら見ることができずガッカリでした。
 さて、夕方のこと、4歳児あい組の子どもたちが砂遊びに使うスコップやシャベルを手に遊具小屋の近くの丸太に群がり一生懸命に虫探しをしています。この丸太、薪にするためにいただいたものですが、園庭に転がしておくだけでベンチになったり、丸太の上をバランスを取りながら歩いたり子どもたちの発想で使われ方が変わります。その代わり雨や風、照りつける太陽によって油が抜けてツナのようになり薪には適さないカサカサ・スカスカの柔らかい木になってしまいます。ところが、そのカサカサ・スカスカが子どもたちにとって虫探しに格好の場所になるため、今日も群がってクワガタ探しをしていたのです。しかし、残念なことに、この木、針葉樹(松か杉)のため、いくら頑張って探しても彼らのご所望の虫たちが出てくることはないのですが、「園長先生、クワガタ探すの手伝って」と言われたので金属製のスコップを持って丸太を砕いてあげました。案の定、一匹のクワガタも出てくることはありませんでしたが、丸太がそれまでと違う単なるボロボロの木に変わっていくことを楽しんでいました。そんな子どもたちの様子をザクロの実や巣箱の中からカエルが覗いていました。また、YちゃんとHちゃんはハシバミの葉っぱをよ〜く見るとハート型であることに気づいたようで小さな葉っぱが更に小さくなるほど一つひとつちぎってはお皿に載せてご満悦でした。何はともあれ、もうしばらくは「園長先生◯◯手伝って」そう言われそうな気がします。 
 話が変わりますが、昨年度保育園にお見えになったストックホルム(Sweden)在住のK先生によると、スウェーデンは一気に秋が訪れたようで朝の最低気温が8℃、日中19℃になったそうです。これから長い冬へ向かっていくこともあり短い夏の時期は日本とは違い、女性でも日光浴を楽しむ姿が当たり前ですが、それもそろそろお終いなのでしょう。
2020年08月25日(火) No.2870 (園長日記)

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