Diary

成長・生長


一日の保育を終えた先生たちが職員室でその日の出来事や子どもたちの成長を楽しそうに話すことがよくあります。昨日も3歳児てんし組のN先生が昨年までプールに入ることを嫌がっていた複数人の子どもたちが喜んで水遊びを楽しめるようになったことを喜び、嬉しそうに教えてくれました。そして、5歳児めぐみ組のM先生も、これまで体調を崩すなどしてお休みがちだったS君がお泊りでお風呂として入ったプールが楽しかったのかお泊り保育後、笑顔でプールに入るようになったこと、また、夕食でみんなで食べたカレーが美味しかったのか、お母さんにお家でも進んでカレー作りをするようになったという報告を受けたことなどを伝えてくれました。子どもたちの様子をお知らせするための掲示板には5歳児のぞみ組のS先生が昨日のハープコンサートでの素敵な出来事を書いてくれていました。また、2歳児つき組のT先生は、お昼寝の時間なかなか眠りに付けないR君のために、暑い中、今週ぼぼ毎日R君を抱っこし園庭の木陰で気分転換させ、眠りを促してくれていました。コロナ禍にあって、これまでとは違う緊張感や制約の中で保育を求められいますが、そんな中でも先生たちは日々子どもたちの成長に必要なことは何か、どんなことかを考え、願い、祈りながら、一人ひとりに合った関わってくれています。そして、「できる(た)・できない」という視点だけでなく、心の変化にも目や心を配り子どもたちの成長を感じ取り喜んでくれています。4歳児あい組・はと組のM先生・R先生と子どもたちは今日、見事に生長したえだまめとカボチャの収穫、荒れ放題になりかけていた畑の手入れをし、次、何を植えようか?そんなことを考えていました。また、5歳児の子どもたちが昨年度の5歳児の姿をしっかり見て覚えていたのかバルコニーの柱登りを始めました。すっかり園の伝統となった感がある柱上り、どんどん挑戦者が増え、それに比例して上手に登れるようになる子どもたちも増えることでしょう。このような日々の中で子どもたちも先生たちも互いに教え教えられ成長していくことに感謝し、これからも喜んで過ごしていきたいものです。
2020年08月07日(金) No.2861 (園長日記)

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