Diary
夏の風物詩
九州全域を豪雨が襲い熊本県を中心に甚大な被害が出ていることをニュースが伝えていますが、今度は岐阜や長野も警戒が必要な雨が降っているとのこと。被災した方々が泥をかき出したり、瓦礫の片付け作業をする映像を見ると、昨年の台風19号や東日本大震災のことが走馬灯のように甦ってきて言葉になりません。今朝、僕が出勤した時刻の仙台は傘をさしていても濡れてしまうほど音を立てて雨が降っていたので、園に着いたときに足がびしょ濡れにならにような靴をはいて出勤しました。すると、駅前の某ビル前の交差点は水がしっかりと排水されず、車道まで水が溢れ横断歩道を渡る人は水のない車道まで大きく迂回しなければならないほどでした。しかし、大河原駅に着いた時には小降りになっていて自分の足元が恥ずかしい状況になりました・・・。
さて、その後も一日中雨が降ったり止んだりしていましたが、そんな中、傘を差した4歳児あい組のM先生がレインコートを着た数人の子どもたちと園庭へ出てきて畑で野菜の収穫を始めました。きっとキュウリが大きくなりすぎる前に収穫して食べるのだろうと思っていたのですが、キュウリだけでなくナスやオクラも収穫し、はと組の子どもたちと一緒に料理をしたいたのです。そのメニューは『だし』。これからの季節山形でよく食べられる郷土料理!野菜が苦手な子どもたちも小さく切り刻まれめんつゆで味付けされると、抵抗がなくなるのか、多くの子どもたちが「おいしい!おいしい!」と喜んで食べていました。それにしても、宮城県の保育園で山形名物を作るという先生たちの発想に脱帽です。
2020年07月08日(水)
No.2842
(園長日記)
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