Diary
どれくらい残るのでしょう!?
近所の用水路や田んぼで生れ、オタマジャクシの生活を終え、ようやく地上でも過ごせるようになったカエルたち。幸か不幸か保育園にやって来たことで連日子どもたちに捕まえられ、強制的に水の入ったカップや飼育ケースに入れられ、足を引っ張られたり突かれたりするので多くのカエルたちが大きくなることなく短い人生を終えてしまいます。しかし、中には子どもたちが気付かない、あるいは園庭以外のところで過ごしているカエルたちは誰にも邪魔されることなく好きなところで好きな餌を食べているからなのか、種類が違うのか飼育ケースに捕らえられているカエルより一回りも二回りも大きく育っているように思います。今朝、玄関付近の掃除をしているとき、体を温めているのか、身動き一つすることのない一匹のカエルがガラスに止まっていました。室内からその姿を見ると普段見ることができないお腹がしっかり見ることができ、何だか水族館や動物公園のよう・・・。しかし、そのカエルに気付いたのは残念ながらおばあちゃんと登園してきた3歳児ひつじ組のM君ぐらい。そのカエルどこに行ったのか気が付けばいなくなっていましたが、子どもたちに捕まえられたり、車にひかれたりすることなく蚊を食べてくれるように大きく育って欲しいものです。同じように春先、卵から孵ったカマキリの赤ちゃんが以前より大きくなってバルコニーに現れてくれますが、このカマキリたちも鳥の餌になったり他の虫たちに食べられるなどして大人になるのは限られています。また、ビワとまではいかないまでも砂場のところに植えてある巨峰も今年は比較的順調に育っている感があります。ところが、子どもたちは、ぶどうと分かる形・大きさになると直ぐにでも食べたい(食べられる)と思うようで今朝もまだまだ色付いていない硬い実を叩き落し食べようとする男の子たちが・・・。この調子であれば、秋に食べることができるのは、例年と変わることなくほんの僅かとなりそうです。
2020年07月06日(月)
No.2840
(園長日記)
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