Diary

合言葉は「納豆は食べない!」


雨上がりはいつも園庭にできる水たまりが子どもたちの格好の遊び場となります。今朝も数週間前に子どもたちが掘った畑の前の渇き切っていた川(穴)に昨日から降った雨が溜まり、子どもたちを待ち受けていているかのよう。すると、案の定、長靴を履いて外へ出ていきた子どもたちが深さを確かめながら、そ〜っと水たまりに入り始め、「長靴の中に水が入らない!大丈夫である!」ということを確認するとカップなど水遊びに必要な遊具を持って来て名古屋の某喫茶店のカフェオレ作りをするように遊んでいました。そうかと思えば、雨に誘われて出てくるらしい🐸カエルや🐌カタツムリ、そしてダンゴムシを捕まえ飼育ケースに同居させて観察!?する様子が見られます。これからカエルや虫たちにとって受難な季節となりそうです。
 さて、2010年9月に初めて取り組んで以来、今日10回目となった保育園の恒例行事である「味噌作り」、今年は新型コロナウィルス の影響で、実行できるかどうか心配でしたが、味噌ができる過程でアルコールが発生することで心配ないこと、そして開催時期をずらしていただくことで途切れることなく実現することができました。この日のために玄関ホールに味噌作りのプロセスや大豆からできる食べ物がディスプレーされ気持ちが高められてていました。そして、味噌作りをする上で菌が影響を及ぼすために(納豆菌が強いため、ほんのりと納豆の香りがする味噌ができる)仕込みをする時に職人の方々が絶対に食べないという「納豆」、そのため今日の朝は「納豆は食べない」が合言葉となり当日を迎えました。その合言葉を守った子どもたちはやる気満々で、村田町の桜◯味噌さんのご指導のもと1時間以上飽きることなく夢中で味噌作りに取り組み、卒園記念品となる自分の味噌(1kg)を仕込むことができました。仕込んだ味噌は熟成するプロセスを楽しみながら卒園を迎える3月中旬まで2階倉庫で熟成させることになります。おいしいもの味噌になりますように!そうそう、数日前から「納豆は食べない!」が合言葉だったにも関わらず、何と今日の給食に納豆が提供されました。これはメニューを考える栄養士のY先生の洒落たジョークかと思って感心したのですが、そうではなく味噌作りの日程がコロナの影響で二転したことで、たまたまだったというのですが子どもたちはビックリしたことでしょう。
2020年06月26日(金) No.2833 (園長日記)

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