Diary

いつの間に?


3歳児の畑にいつの間にか自分たちの顔と同じぐらいの大きさになっているスイカがあることに気づいた数人の2歳児たちはどこからどう見ても紛れもないスイカに興味津々!夕方外遊びをしている時、近くに見事に育ったきゅうりがぶら下がっているのに、そちらには全く興味を示すことなく今にも収穫してしまうのでは!?と思うような目つきでスイカを見つめ、その場から離れようとしないのです。その姿を見て、子どもながらにどちらが好きか(美味しいか)しっかり理解していることが伝わって来て可笑しくなります。これまでも先生たちは何度となくスイカを育てて来ましたが、もうすぐ収穫という時期に限って割れて(割られて)しまい残念な結果になることもしばしば・・・。とはいえ、美味しく食すにはまだまだ糖度が足りないためこの時期に収穫する訳には行きません。どうかこのまま順調に育ってくれることを願うばかりです。一方、収穫できることを楽しみにして、取りたくてもずっと我慢していた園庭の梅の木の梅の実。それを4歳児あい組・はと組の子どもたちがみんなを代表し、今日収穫してくれました。その量、合計約7kg!その内、自分たちが必要な5kgだけをいただき、残りの2kgは保護者の方々にお買い求めいただき、その売り上げを献金するため玄関ロビーのテーブルに並べました。すると、5歳児のぞみ組のJ君のお迎えにお見えになったおばあちゃんが「これ買っていきます」と早速お買い求めくださいました。毎年この時期、大河原町役場で「梅まつり」が行われ、町内で作られた梅が格安で販売されるようですが、今年は新型コロナウイルス の影響で中止になってしまいました。こんな風に様々な恒例行事が中止になる中、保育園では梅を収穫し今年も梅ジュース作りができることを感謝し過ごしていきたいものです。
 さて、梅雨に入ったとは思えないほど晴れた日が多く雨の日が続きません。そのため、今日も多くのクラスが外遊びをしていましたが、1歳児そら組の子どもたちが草が伸びて来た園舎東側の山(斜面)登りをしていました。4・5歳児でも怖がって登りたがらない子どもたちがいるというのに、1歳児でもいつの間にか登れるようになっているのにビックリしましたが、それより、転がり落ちないかハラハラドキドキでした。
2020年06月22日(月) No.2829 (園長日記)

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