Diary

突然


昨日誕生日だった3歳児ひつじ組のN君、朝登園してきた際、雨が降っていたこともあり「園長先生おはよう!今日は雨だね。だからお外に行けないからお部屋で遊ぶの?」と話しかけてくれたので「おはよう!でも雨が止んだらお外で遊べるよ!」と返事をしたのですが、N君は「神様が『え〜ん』したから雨が降ってるんだよ」と、何とも子どもらしい詩的な返事を返してくれました。そんなN君の声が聞こえたのか、降っていた雨はあっという間に上がり、N君もいつものように外遊びを楽しんでいました。そうかと思えば、今朝はいつものように子どもたちが外遊びを楽しんでいた時に突然音を立てて雨が降り出したので大混乱。外掃除を終え、園舎内の消毒をしていた僕のところにまで「きゃ〜」とか「わ〜っ!」とかいう悲鳴が聞こえてきて子どもたちが先生たちと一緒に遊具小屋や乗り物の車庫、園舎西側の玄関で雨宿りをしていたのですが、そんな中、5歳児の数人の女の子たちが頭にゴザを乗せ雨よけにしながら遊具小屋へ歩く様子が運動会の可愛らしいムカデ競走のよう(しかもスローのコマ送り)に見えて仕方がありませんでした。また、水曜日の夕方、降園するため玄関で靴を履こうとしていた3歳児てんし組のKちゃんが、帰宅するために靴べらを使って靴を履いていた僕に「ねえ、園長先生、それなあに?どうしてそんなの使うの?」と尋ねてきました。そこで「これを使うと靴が履きやすいんだよ。大人になるとわかるよ」と返事を返したのですが、すると、Kちゃんの何かにスイッチが入ったようで「お父さんはヒゲが生えてくるよ。でもKにはまだチ◯チ◯が生えてこないんだよ」と言いだしたのです。この一言にお父さんはタジタジ、同じ場所にいた4歳児はと組のS君のお父さんは妹のYちゃんを抱っこしながらニヤニヤ笑い出しました。そこで「男の子と女の子が入れ替わるお魚はいるけれど、残念ながらKちゃんは大人になっても◯ン◯ンは生えてこないいんだよなあ。」と僕が話したのですが、Kちゃんが納得した様子はなく、ぽか〜んとした表情をしていました。もしこの先Kちゃんに突然チ◯◯ンが生えてくるようなことがあれば、それこそ珍事になるのですが・・・。
 さて、昨日は東日本大震災から111回目の月命日で、今日は宮城県沖地震から42年となりました。東日本大震災は知っていても多くの先生たちが宮城県沖地震を知らないため、「県民防災の日」と言われてもピンとこないことでしょう。とはいえ、災害はいつやってくるか分かりません。常に備えを怠らず命を守る対策をしていかなければならないと思わされました。
2020年06月12日(金) No.2824 (園長日記)

No. PASS