Diary
なんとしても!
今日は気温だけでなく湿度も高く、汗が乾きにくい日本の夏の到来を思わせる一日でした。このように湿度が高くなるからなのか、この季節になると毎年、園庭の遊具として立てて(埋められて)いる丸太に結構な大きさのキノコが生えてきます。色も形も一見食べられそうに見えるのですが、さすがにイチゴや柿などと違って、子どもたちが食べようとすることは絶対にありません。それどころか、生えてきたと思ったら砂遊びに使うシャベルやスコップ、あるいは棒や枝を探してきては器用に取って(叩き落として) しまいます。今朝も5歳児のぞみ組のK君が「園長先生、キノコが出てきた」と大きくなり始めたキノコを見つけました。そうなるとなんとして自分で取りたくてあれこれ方法を考えたようで、三角コーンを運んできて一生懸命にキノコと格闘した末、遂に収穫⁉することができて満足そうな表情をしていました。そんな5歳児ならではの行動に改めて成長を感じましたが、5歳児のぞみ・めぐみ組の子どもたちは七月に予定されている「お泊まり保育」に向けて少しずつ話し合いを始めていて、今日もホールに集まりお泊まり保育の時に何を食べたいか(食べるか)話し合いをしていました。普段の生活と違い、当日は給食室で調理してもらった食事をいただくのではなく、自分たちで調理して食べなくてはなりません。それでも様々なメニューが出てくるあたりが日々、お家の方々がどのような苦労をしているか気付いていない(気づくはずもない)ことが分かります。いずれにしろ、これから何度も話し合いを重ね、メニューを決めたり、どこでどんなことをして過ごすか(遊ぶか)考えたりしていきます。そんな話し合いや計画がコロナウイルス の感染第二波・第三波によって無になるようなことがないように祈る(願う)ものです。
さて、昨日Hさんの畑から頂いてきた畑の土のおかげで、5歳児の女の子だけでなく、泥だんご作りが他の年齢に一気に広がり始めました。しかし、ひつじの毛刈りの時にひつじが園庭に落とす宝物のような泥だんごに比べ、S学院大学出身の先生たちは、在学中にH先生の授業で泥だんご作りを経験していることもあり、あっという間に結構なクオリティの作品を作るので憧れの存在です。しかし、先生たちも泥だんご作りをしているときは童心に帰るのか、大人としての意地や驚かれるような逸品(一品)を作ろうという気持ちがあるのか、子どもたちのように夢中になっているように見えました。この調子ですと、近々また畑に行って土をいただいてこなければならないような気がします・・・。
2020年06月05日(金)
No.2819
(園長日記)
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